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【二輪自動車】 エンジン関係の故障、不具合、修理、定期点検、一般整備の事例 (事例:131~140)



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〈事例:131〉 


 【K125S (コレダ S10)  推定年式:1995~2000年  参考走行距離:約23,100km】

 症状: 
燃料漏れが発生していて,ガソリンが排気チャンバに垂れている状態でした.

 点検: 燃料ラインに錆やゴミが混入し,フロートバルブの噛み込みが発生していました.

 整備: キャブレータをASSYで新品に交換し,燃料ホースやフィルターを新品に交換しました.


〈事例:132〉 


 【R1-Z (3XC) 3XC3  推定年式:1993年  参考走行距離:約19,100km】

 点検: トランスミッションオイルポンプ摺動部が著しく摩耗していました.

 整備: 摩耗していたカバーやインナロータ,アウタロータを新品に交換しました.


〈事例:133〉 


 【RG250EW-4W (GJ21B) RG250Γ(ガンマ)  推定年式:1986年  参考走行距離:約3,900km】

 点検: エアフィルタースポンジが著しく劣化していました.

 整備: エアクリーナボックスを車体から取り外して点検洗浄し,エアフィルタースポンジを新品に交換しました.


〈事例:134〉 


 【RG250EW-4W (GJ21B) RG250Γ(ガンマ)  推定年式:1986年  参考走行距離:約3,900km】

 症状: 
シフトペダルが車体内側に曲がっていました. 

 点検: シフトシャフトのペダル側が進行方向と逆側に曲がっていました.

 整備: 曲がっていたシフトシャフトを切断して取り外し,点検洗浄した中古良品に交換しました.


〈事例:135〉 


 【RG250EW-4W (GJ21B) RG250Γ(ガンマ)  推定年式:1986年  参考走行距離:約3,900km】

 症状: 
長期保管によりエンジンがかからなくなってしまった状態でした. 

 点検: キャブレータ内部のスタータジェット及びパイロットジェットが完全に詰まっていました.

 整備: 詰まっていたスタータジェットを洗浄研磨して再生させ,点検洗浄したボデーに新品のパイロットジェットを取り付けました.


〈事例:136〉 


 【R1-Z (3XC) 3XC3  推定年式:1993年  参考走行距離:約19,000km】

 症状: 
走行中にエンジンが停止しました. 

 点検: 希薄燃焼によりピストンが融解し焼き付きを発生させていました.

 整備: シリンダやヘッド,ピストン及びピストンリングといった燃焼室を新品にし,適正な燃料調整を行いました.


〈事例:137〉 


 【RG250EW-4W (GJ21B) RG250Γ(ガンマ)  推定年式:1986年  参考走行距離:約3,900km】

 点検: スタータプランジャの密封性能低下により空燃比が小さい方向にずれている可能性がありました.

 整備: ゴム部の変形していたスタータプランジャを新品に交換しました.


〈事例:138〉 


 【RG250EW-4W (GJ21B) RG250Γ(ガンマ)  推定年式:1986年  参考走行距離:約3,900km】

 点検: ピストン及びシリンダに生じた傷による出力低下が推測される状態でした.

 整備: ピストン及びリングを新品に交換し,絶版のシリンダは中古良品に交換しました.


〈事例:139〉 


 【RG250EW-4W (GJ21B) RG250Γ(ガンマ)  推定年式:1986年  参考走行距離:約3,900km】

 症状: 
キャブレータから燃料が漏れ出していました. 

 点検: フロートバルブシート外側のOリングが溶解していました.

 整備: Oリングを含むフロートバルブASSYを新品に交換し,シートハウジングを修正研磨しました.


〈事例:140〉 


 【RG250EW-4W (GJ21B) RG250Γ(ガンマ)  推定年式:1986年  参考走行距離:約3,900km】

 症状: 
長期保管によりエンジン始動不可の状態でした.

 点検: スパークプラグが完全にかぶっていました.

 整備: プラグを新品に交換するとともにキャブレータのオーバーホール【overhaul】を実施し,理想的なセッティングに詰めました.



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