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【二輪自動車】 エンジン関係の故障、不具合、修理、定期点検、一般整備の事例 (事例:31~40)



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〈事例31〉 


 【CB250RS (MC02)  推定年式:1980年  参考走行距離:16,800km

 症状:
 燃料コックをONにすると、キャブレータ下部から燃料が流出してきました。

 点検: 加速ポンプダイヤフラムの潰れにより、ガソリンのシール機能が失われていました。

 整備:: 加速ポンプダイヤフラムを新品に交換し、合わせ面の面を出して組み付けました。


〈事例32〉 


 【NSR250R2J (MC18) 推定年式:1988年 参考走行距離:約27,500km】

 症状: 走行中にエンジンが吹けなくなり、停止しました。

 点検:
 リヤシリンダのピストンが損傷していました。

 整備:: リヤシリンダピストンはすでに絶版だったので、型式違いのピストンを流用しました。


〈事例33〉 


 【RG400EW-2 (HK31A) RG400Γ(ガンマ)Ⅱ型 年式:1986年 参考走行距離:約36,500km】

 状況: 他社から現状販売で購入された車両の整備のご依頼を承りました。

 点検:
 4番シリンダオイルホースのキャブレータへの接続部に挿入代の半分程度亀裂が入っていました。

 整備:: オイルポンプを含め、オイル廻りを点検整備しました。


〈事例34〉 


 【R1-Z (3XC) 3XC3 年式:1993年 参考走行距離:約16,500km】

 症状: 右側のチャンバ取り付部にガタが見られ、シリンダとの付け根から排気漏れが起きていました。

 点検:
 チャンバ取り付けブッシュが損傷していました。

 整備:: 排気漏れの修理と同時に破損していたブッシュを新品に交換しました。


〈事例35〉 


 【RG250EW (GJ21A) RG250Γ(ガンマ) Ⅰ型  推定年式:1983年  参考走行距離:約9,400km】

 症状: 
エンジンマウント時に取り付けボルトに規定トルクがかからず、ねじ切れました。

 整備:: エンジンマウントボルト及びナットを新品に交換しました。


〈事例36〉 


 【CP50Z (3RY3) ジョグZ 推定年式:1990年 参考走行距離:別型式のメーターに交換の為不明】

 症状: 
走行中にエンジンが停止しました。

 点検:
 燃料漏れが発生していると同時にスパークプラグがかぶりの状態になっていました。

 整備:: 燃料漏れを修理し、混合比の適正化を図りました。


〈事例37〉 


 【RG400EW-W (HK31A) RG400Γ(ガンマ)Ⅰ型 年式:1985年 参考走行距離:約12,400km】

 状況: 吹け上がりが悪く、エンジンに力がない状態でした。

 点検:
 チョークレバーを戻しても始動経路が閉まり切らず、増量された燃料で不完全燃焼を起こしていました。

 整備:: 始動系統を中心にキャブレータを分解整備しました。


〈事例38〉 


 【RG400EW-W (HK31A) RG400Γ(ガンマ)Ⅰ型 年式:1985年 参考走行距離:約12,400km】

 状況: 3番シリンダキャブレータからガソリンが漏れていました。

 点検:
 燃料コックに不具合があり、OFFの状態でもガソリンが漏れていました。

 整備:: 燃料コックを新品に交換し、フロートチャンバのドレンボルト及びパッキンを新品に交換しました。


〈事例39〉 


 【AN150S (CG41A) Vecstar (ヴェクスター) 150  推定年式:1995年  参考走行距離:約8,500km

 状況: 最高速度が65km/h程度しか出ず、加速にパワーがありませんでした。

 点検:
 キャブレータのダイヤフラムが噛み込まれていて吸入混合気が不適切な状況でした。

 整備:: 破損していたダイヤフラムASSYを新品に交換しました。


〈事例40〉 


 【AN150S (CG41A) Vecstar (ヴェクスター) 150  推定年式:1995年  参考走行距離:約15,000km

 状況: 走行していると加速が悪くなる症状が発生していました。

 点検:
 クーリングファンが完全に破損していてエンジンが冷却不足になっていました。

 整備:: 破損していたクーリングファンを新品に交換しました。






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