メガスピード　～エンジン関係の故障、不具合、修理、整備の事例（事例：11～20）～

【二輪自動車】　エンジン関係の故障、不具合、修理、定期点検、一般整備の事例　（事例：11～20）

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〈事例11〉　

　【RG400EW （HK31A） RG400Γ（ガンマ） Ⅰ型　年式：1985年　〈参考〉走行距離：約36,500km】

　症状：　ロータリーバルブカバー下部からオイル漏れが発生していました。

　点検：　キャブレータ内臓オイルチェックバルブの衰損とロータリーバルブのOリングが劣化していました。

　整備:：　キャブレータ内臓オイルチェックバルブをストレート加工し、オイルチェックバルブを新設しました。

　　　　　　ロータリーバルブカバー合わせ面を修正研磨し、Oリングを新品に交換しました。

〈事例12〉　

　【RG400EW （HK31A） RG400Γ（ガンマ） Ⅰ型　年式：1985年　〈参考〉走行距離：約24,000km】

　点検：　キャブレータメーンエアジェットハウジングに亀裂が生じていました。

　整備:：　合わせ面のガスケットとTORX®ねじを新品に交換して、

　　　　　　中古良品のメーンエアジェットハウジングを点検清掃し組み付けました。

〈事例13〉　

　【5CG1 （SG01J）マジェスティSV YP250S　推定年式：1997年　〈参考〉走行距離：約24,000km】

　症状：　エンジン後方下部からオイルが漏れていました。　　　　　　　　　　

　点検：　ミッションカバーからミッションオイルが流出していました。

　整備:：　カバーの合わせ面を修正研磨し、ボルトを規定トルクで締め直しました。

〈事例14〉　

　【CBR250RJ （MC19）　推定年式：1988年　〈参考〉走行距離：約64,500km】

　点検：　3番シリンダの同調調整プラグが斜めにねじ込まれていました。

　整備:：　同調調整プラグホールをヘリサート加工し、プラグとガスケットを新品に交換しました。

〈事例15〉　

　【CBR250RJ （MC19）　推定年式：1988年　〈参考〉走行距離：約64,500km】

　症状：　エンジンのクランクケースとセルモータカバーの合わせ面からオイルが漏れていました。　　　　　　　　　　

　点検：　クランクケースの合わせ面にオイル漏れの原因となる多数の傷がありました。

　整備:：　クランクケースの合わせ面の傷を修正研磨し、セルモータカバーを組み付けました。

〈事例16〉　

　【NCZ50B （AB12）　モトコンポ　推定年式：1981年　標準でオドメータがない為走行距離は不明

　症状：　エンジンが始動せず、キャブレータからガソリン漏れが起きていました。　　　　　　　　　　

　点検：　キャブレータを分解したところ、通路がガソリンとオイルの混合物でふさがっていました。

　整備:：　キャブレータを分解整備し、内部を清掃洗浄、調整しました。

〈事例17〉　

　【GSX-R250CK （GJ72A）　推定年式：1988年　走行距離：約3,000km

　症状：　エンジンが始動しない状態でした。　　　　　　　　　　

　点検：　キャブレータを分解したところ、パイロットジェットが詰まっていて、頭がなめていました。

　整備:：　エキストラクターによりパイロットジェットの抜き取りを行いました。

〈事例18〉　

　【RG400EW （HK31A） RG400Γ（ガンマ） Ⅰ型　年式：1985年　〈参考〉走行距離：約39,000km】

　症状：　スパークプラグがかぶる状態でした。　　　　　　　　　　

　点検：　キャブレータを分解したところ、メーンエアジェットが詰まっていました。

　整備:：　メーンエアジェットの圧入されているスロットルバルブガイドをボデーから分解し、洗浄を行いました。

〈事例19〉　

　【VTZ250H （MC15）　年式：1987年　〈参考〉走行距離：約44,000km】

　症状：　エンジンが始動しない状態でした。　　　　　　　　　　

　点検：　燃料系統に吸入空気経路から水が侵入していました。

　整備:：　キャブレータを分解整備し、詰まっていた燃料通路等を点検清掃しました。

〈事例20〉　

　【VTZ250H （MC15）　年式：1987年　〈参考〉走行距離：約44,000km】

　症状：　エンジンオイルが乳白色になっていました。　　　　　　

　点検：　吸入空気経路から水がエンジン内部に侵入していたと考えられます。

　整備:：　エンジンオイルを数回交換し、内部を洗浄しました。