【二輪自動車】 エンジン関係の故障、不具合、修理、定期点検、一般整備の事例 (事例:61~70) |
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〈事例:61〉
【RG400EW-2W (HK31A) RG400Γ(ガンマ) 年式:1986年 参考走行距離:18,600km 症状: 長期保管によりエンジンが始動できない状態でした. 点検: キャブレータ内部の腐食と同時にオイルチェックバルブが衰損してキャブレータ内部にオイルが流入していました. 整備: キャブレータをオーバーホールすると同時にオイルチェックバルブニップルを新品に交換し,オイル廻り一式整備しました. |
〈事例:62〉
【RG250EW (GJ21A) RG250Γ(ガンマ) Ⅰ型 推定年式:1983年 参考走行距離:19,000km】 症状: 長期保管中にエンジンがかからなくなっている状態でした. 点検: キャブレータ内部が腐敗したガソリンで固着していて,ジェットの通路等もすべて詰まっていました. 整備: キャブレータのオーバーホール【overhaul】を行い内部の固着や詰まり等をすべて正常にしました。 |
〈事例:63〉
【RG500EW-2W (HM31A) RG500Γ(ガンマ) Ⅱ型 年式:1986年 参考走行距離:14,000km】 症状: クラッチカバー下廻りが泥やオイルの混合物で汚れていました. 点検: クラッチカバーからミッションオイルが漏れ出していました. 整備: 合わせ面を修正研磨し,新品のガスケットを使用して規定トルクで締め付けました. |
〈事例:64〉
【RG500EW-2W (HM31A) RG500Γ(ガンマ) Ⅱ型 年式:1986年 参考走行距離:14,000km】 症状: エンジンをかけるとオイルパンとエンジンの繋ぎ目からオイル漏れが発生する状態でした. 点検: オイルパン取り付けボルトが若干緩んでいることに加え,ガスケットに劣化が見られました. 整備: 合わせ面を修正研磨し,新品のガスケットを使用して規定トルクで締め付けました. |
〈事例:65〉
【RGV250M (VJ22A) RGV250Γ(ガンマ) 推定年式:1991年 参考走行距離:15,500km】 症状: チョークワイヤホルダの取り付けにガタつきがみられました. 点検: ホルダのねじ溝が中心からずれていて,部分的に亀裂が発生していました. 整備: ホルダをはじめ始動装置構成部品を新品に交換しました. |
〈事例:66〉
【RGV250M (VJ22A) RGV250Γ(ガンマ) 推定年式:1991年 参考走行距離:15,500km】 症状: エンジンがかからず,キックすると排気チャンバ―サイレンサからガソリンが噴水のように飛び出しました. 点検: キャブレータ燃料パイプにフィルターが入っていませんでした. 整備: 新品の燃料フィルターを取り付け,フロートバルブASSYも合わせて新品に交換しました. |
〈事例:67〉
【RGV250M (VJ22A) RGV250Γ(ガンマ) 推定年式:1991年 参考走行距離:15,500km】 症状: キャブレータから燃料を排出する際にドレンボルトからガソリンがにじみ出る状態でした. 点検: ドレンボルトに燃料を密封する為のOリングが取り付けられていませんでした. 整備: キャブレータ型式に適合する正規新品のドレンボルト及びOリングをフロート・チャンバに取り付けました. |
〈事例:68〉
【RGV250M (VJ22A) RGV250Γ(ガンマ) 推定年式:1991年 参考走行距離:15,500km】 症状: 加速後にアイドリングが不安定になる症状が発生していました. 点検: スロットルストップスクリュの取り付けや回り止めが不適切でした. 整備: スロットルストップスクリュを新品に交換し,欠落していた回り止めの部品を取り付け,Eリングにより確実に保持しました. |
〈事例:69〉
【RGV250M (VJ22A) RGV250Γ(ガンマ) 推定年式:1991年 参考走行距離:15,500km】 症状: 低回転及び高回転時の混合気の空燃比が狂っていました. 点検: メーン・エア系統とパイロット・エア系統のソレノイドへのホースの接続が逆になっていました. 整備: エア・ホースを新品に交換し,それぞれのソレノイドへ適正な接続を行いました. |
〈事例:70〉
【RG250EW (GJ21A) RG250Γ(ガンマ) Ⅰ型 推定年式:1983年 参考走行距離:19,000km】 症状: オイルタンクと燃料タンクの合わせ面からオイルが漏れていました. 点検: オイルタンク蛇腹ホースの締め付けクリップが外れていました. 整備: 漏れ出したオイル汚れを洗浄し,オイルタンク蛇腹ホースを適正な位置で締め付けました. |
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