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【二輪自動車】 車体関係の故障、不具合、修理、定期点検、一般整備の事例 (事例:11~20)



事例:1~10|11~2021~3031~4041~5051~60

〈事例11〉 


 【GSX-R250CK (GJ72A) 年式:1989年 走行距離:約3,000km】

 症状:
 フロントブレーキをかけた時にハンドルが左右にぶるぶる震えるといった振動が発生していました。

 点検: 右側のブレーキホースがつまっていて右側ブレーキが作動していませんでした。

 整備:: フロントブレーキ廻りを分解整備し、油圧のかかる通路をすべて貫通させました。


〈事例12〉 


 【GSX400R (GK71B) GSX-R Ⅰ型 年式:1984年 走行距離:約21,000km】

 症状:
 人力では車両を動かせないほど強力にフロントブレーキに引きずりが発生していました。

 点検: キャリパシリンダのシールハウジングやシールに凝固したブレーキフルードが堆積していました。

 整備:: キャリパシリンダを洗浄し、各シールを新品に交換しました。


〈事例13〉 


 【NSR250R
J (MC18) 年式:1988年 走行距離:約9,900km】

 症状:
 スピードメーターの針がふらふら振れていて、最終的に0kmの位置から動かなくなりました。

 点検: スピードメータギヤの樹脂ジョイントが破損していました。

 整備:: 樹脂ジョイントを新品に交換しました。


〈事例14〉 


 【RG400EW-2WC (HK31A) RG400Γ(ガンマ) Ⅱ型  年式:1986年  (参考)走行距離:約11,500km

 点検: アルミ合金製の社外リヤドリブンスプロケットが部分的に損傷していました。          

 整備::
 リヤドリブンスプロケットを破損していたものと同じアルミ合金製の新品に交換しました。


〈事例15〉 


 【VTZ250H (MC15)  推定年式:1987年  (参考)走行距離:約42,500km

 点検: リヤホイールリムバルブが千切れていて、傾けると空気が漏れていました。          

 整備::
 リヤタイヤ交換と合わせてリムバルブも新品に交換しました。


〈事例16〉 


 【VTZ250H (MC15)  推定年式:1987年  (参考)走行距離:約42,500km

 点検: スピードメーターケーブルのフロントホイール側の取り付け部が破損していました。          

 整備::
 スピードメーターケーブルを新品に交換しました。


〈事例17〉 


 【SE50MSJ (AF19) DJ.1RR 推定年式:1988年 (参考)走行距離:約8,900km】

 症状:
 パンクがたびたび発生していました。

 点検: ホイールリム部全体に著しい錆が発生していました。

 整備:: ホイールを塗装しました。


〈事例18〉 


 【SE50MSJ (AF19) DJ.1RR 推定年式:1988年 (参考)走行距離:約8,800km】

 症状:
 リヤブレーキレバーを握りきっても全くリヤブレーキが効かない状態でした。

 点検: リヤブレーキシューがほとんど完全に摩耗していました。

 整備:: リヤブレーキシューを新品に交換し、ワイヤを調整しました。


〈事例19〉 


 【SE50MSJ (AF19) DJ1.RR 推定年式:1988年 〈参考〉走行距離:約8,800km】

 症状:
 ハンドルを切っても車体の直進性が強く、車両が曲がりづらい状態でした。

 点検: フロントフォークが固着していて全くストロークせず、インナーチューブが進行方向側に偏っていました。

 整備:: 摩耗していたガイドブッシュを新品に交換し、サスペンションの性能をの回復を図りました。


〈事例20〉 


 【RG400EW (HK31A) RG400Γ(ガンマ) Ⅰ型  年式:1985年  (参考)走行距離:約21,500km】

 症状:
 フロントブレーキに油圧がかからず、ブレーキレバーを握りきってしまう状態でした。

 点検: ジョイントシールやハウジングの劣化、損傷によると見られるオイル漏れが発生していました。

 整備:: ジョイントシールを新品に交換し、シールハウジングを修正研磨しました。





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