*メガスピード第6回ツーリング 「2016年10月16日(日)」を開催しました!* |
メガスピード第6回ツーリングを2016年10月16日(日)に開催しました。前回のレポートでは日曜でも皆さん忙しいようですね、とか何とか言いながら今度は私が幼稚園の運動会の順延でキャンセルしてしまいました。スミマセンでした。結果的に雨だったのでツーリングはできませんでしたが、改めて大人同士で時間を合わせる難しさを認識しました。 と言うことで、気を取り直して一週間後の今日、スカッとした秋晴れの下、無事ツーリングを実施することができました。この爽やかな青空、一週間待ったかいがありました。今回は一週間後の延期なので皆様の段取りも悪かろうと思っていましたが、早々にレギュラー陣が集合しました。 一番乗りはサベージ650のお客様でした。すでにオイル漏れが著しかったエンジンのオーバーホールを終え納車していたので、今日は早速サベージで来ていただけました。私が先週ETCの取り付けを検討していることをお話ししたのを覚えていただいて、何とパンフレットを2つも持ってきてくれました。今日のツーリングに合わせてすでに設置してしまいましたが、こういう細かな気配りは非常にうれしいものです。ありがとうサベージ650のお客様! 自分がもう少しこんな風にさりげなく気配りできる人間だったらなぁとたびたび思います。簡単そうにみえますが、実際に行動するのは中々難しいことです。 そうこうしているうちに、テンプターのお客様がやってきました。当社までお越しいただくのに少し距離があるので、毎回本当にありがたいです。ヘルメットとグローブを外されている間に、私はさっとエンジンを見まわしました。オイル漏れも大丈夫そうです。サベージ650もそうですが、テンプターのオイル漏れも当社で修理したので、お越しいただくたびに状態を点検させていただくわけです。どうもこの型のエンジンは経年と走行によりオイル漏れが発生するようですが、やはり長く乗るのであれば直しておきたいものです。 そして更にそうこうしているうちに、FZS1000のお客様が到着されました。簡単に自己紹介が終わると、 「これテンプターですよね? そっちはサベージですか? なんとレアな組み合わせだ!」 と少々驚かれていました。私はもう見慣れてしまっているのですが、やっぱりテンプターもサベージもレア感がありますよね。 ● 当社メガスピードを出発 (AM9:20) ↓ ● 圏央道:白岡菖蒲インターから東北道下り方面へ ↓ ● 東北道:佐野サービスエリアで休憩 今回は追い越し加速等を考慮してハヤブサの私とFZS1000のお客様、そしてサベージ650のお客様とテンプターのお客様の2グループに分けて高速道路を安全に走行しました。基本的にフリー走行にして最初の待ち合わせ場所を佐野サービスエリアにしました。 早速佐野サービスエリアに到着するとかなりの混雑。あ、あれ、あれれ~っ? みんなそっちですか~ となってしまい、画像は私だけ別枠です。やはり日曜なのでバイクも溢れんばかりに列を作って並んでいました。 それぞれ休憩してから近くのテーブルで皆で談笑していました。私はポテトを買ったのですが、あまりにも塩っぱいので食べ切れず、皆で分けました。1,500円の串があるよとサベージ650のお客様。どんなものかと見に行くと何と屋台には更に2,000円のステーキ串が・・・ どんな味かは次回にとっておきましょう。 ● 東北道:栃木インターで一般県道32号へ ↓ ● 清流の郷かすおで休憩 栃木インターから清流の郷かすおまではそれほど遠くはありませんが、この先の粕尾峠がヤバイので、十分に休憩しました.何がヤバイかって、その細さと勾配と落ち葉と泥と急カーブです。それに電話は圏外になりクマ出没の看板が! かなりアドベンチャーな峠なのです。 ● 県道15号「鹿沼足尾線」で粕尾峠へ ↓ ● 粕尾峠から県道58号「草久足尾線」で古峰神社へ(お土産屋でお昼、その後神社に参拝) 粕尾峠の分岐点からハイランドロッジ方面へ。山頂で停まって電話している人がいたり(圏外なのに・・・)、上り坂の途中で止まってしまっている女性がいたり(少し上に連れがいたので大丈夫でしょう)、今日は粕尾峠の魔に飲まれた人たちがいました。結構大変な峠ですが、面白いところもあるので、どうしてもテンプターのお客様とサベージのお客様を一度お連れしたかったのです。 我々は順調に走り続け峠を下ると無事古峰神社に着きました。ちょうどお昼になったので、まずはお昼をいただくことにしました。今回はお土産屋の栄屋に入りました。 さて、店の奥の座敷に入りテーブルに着くと、そこは掘りごたつになっていました。そしてテンプターのお客様が卵焼きをご馳走してくれました。皆で一切れずついただきました。厨房の方が気を利かせて4つに切って持ってきてくれました。卵焼き単品で食べるなんて初めてなので、何だか不思議な感じがしました。酒を呑む人なんかはツマミでやるのかなぁ。 卵焼きの画像ですが、撮影するのを忘れてひと口かじってしまってから撮ったので少々乱れています(食べかけでスミマセン)。甘くて美味しかったです。実は私はショッパイ味付けの卵焼きで育ったので、甘い卵焼きは苦手でした。食べられる様になったのは大人になってからです。でも一般的に卵焼きって甘口なのかな? 皆さんが育った家の卵焼きは甘いですか。それともショッパイですか。 続いてメインディッシュが運ばれてきました。今回もうどん率100ですね! とサベージ650のお客様。うどんとそばの選択がありましたが、実は昨日そばを食べたので、今日はうどんにしました。いや本当です。 前回のツーリングで日光でいただいたうどんも美味しかったのですが、こちらのうどんもコシがあり美味しかったです。今回私は『とりうどん』というものを注文したのですが、なるほど鶏肉が入っていました。サッパリしていて食べやすかったです。 すっかりお腹いっぱいになった後は、坂を上り今回のツーリングの目的地である古峰神社に向かいました。大きな鳥居をくぐると立派な庭園があります。 庭園は全部回ると時間がかかりそうなのと有料なので、今回はパスしました。いえいえ、入園料をケチったわけではないのです。結構時間がかかりそうだったからです。我々は先を急いだわけです。 神社に入る前に看板があります。どうやら天狗がメインな感じがします。 建物に入り祈禱する場所から更に廊下を歩いて奥に行くと、小部屋がいくつもあり、その一つに大きなお面が祭られていました。カラス天狗と天狗になってしまった人のお面です。その物語の詳細は、是非古峰神社を訪れて下さい。写真では伝わらないかもしれませんが、かなりデカイです! 斜めから見ると立体的に! カラスのくちばしと天狗の鼻の飛び出し具合がすごいです! す、すごい迫力!! もちろん残念ながら触ってはいけませんと注意書きがあります。でもこの立体感は、触ってくれと言っているようなものではないか! って言うか、カラス天狗のくちばしがフロントフェンダーに見えてきました!! 参拝を終えると皆で記念撮影をしました。そこに着く前に、神社から参道の階段を下りながらスズキの話になりました。 「みな鈴菌にやられてますなっ。」 とFZS1000のお客様。私もお昼にサベージの話ばかりしてしまいました。するといつの間にか『サベージ菌』なるものが会話に! 「サベージ菌感染者を増やしますよっ。」 とサベージ650のお客様。私は後ろでその様子を笑いながら聞いていました。密かに感染しちゃってるかも・・・ ● 古峰神社から前日光林道を通り、県道246号でつつじの湯方面へ ↓ ● 県道246号から再び清流の郷かすおへ 古峰神社から峠を下り、再び清流の郷かすおに戻ってきました。喉が渇いたので自販機で水分補給を。子どもらに人気のあるネクターですが、自分は飲んだことがなかったので(過去にあるかもしれませんが覚えてないです)どんなものかと買ってみました。 と、とろけるぅぅ~ と言うような感じでした。良く見ると缶に『とろける』と書いてあるではありませんか。確かにとろけるよオイ、と突っ込みを入れてしまいたくなるほど『とろけ』ました。ちびっ子に人気があるのも頷けます。 うちのネタですみませんが、予防接種のあとは病院のそばの自販機にこのジュースがあるので、子どもらはそれを励みに大泣き、絶叫しながら注射に耐えています。私も小さい頃は注射が怖かったなぁ・・・ あのアルコールを含んだ脱脂綿で接種部を拭かれるとき、もうダメだぁという感じになるんですよね。 『とろける』をひと缶飲んで満足していると、FZS1000のお客様がジェラートを持っているではありませんか。どうやら奥の売店で売っているとのこと。もうお腹いっぱいになっちゃったしなぁ・・・ と思っていると、テンプターのお客様も買いに行ってしまいました。私はサベージ650のお客様と一緒にベンチに座っていたのですが、何とサベージ650のお客様も行ってしまうではありませんか。むむむ、、、ここは価値観を共有する為にも自分も行くしかない! と売店の列に並びました。 メニューは色々あり、2種類を選んで組み合わせ出来るようになっていました。私は下段にゆず、上段にバニラを選択しました。これで280円ならお得感があります。美味しくいただくはずでしたが、どうも満腹感があり、終始苦しかったです。そして苦しい中で解散ポイントの羽生パーキングに向かいました。う~ん、食べ過ぎたかなぁ。 ● 清流の郷かすおを出発、栃木インターから東北道下りへ ↓ ● 東北道:羽生パーキングで解散 羽生パーキングに着くころには少し雲が出てきました。その隙間から陽の光が差していて、何となく旅の終わりを演出していました。 今回のツーリングではここを解散ポイントとしました。 ・・・ってオマエのバイクが一番目立ってどうするんだよ? なんて言わないで下さいよ。たまたまこの順番になってしまったのです。みんなが主役です。 私は少し休憩していきたかったので、その旨をお伝えし、サベージ650のお客様とテンプターのお客様が先に一緒にサービスエリアを出発されました。いつも参加していただきありがとうございます。また一緒に行きましょう。 で、FZS1000のお客様も休憩されるということなので、一緒に休憩所に向かいました。埼玉に住んでいて長年東北道を利用してきましたが、実は羽生パーキングは今回が初めてです。どんなところかと散策すると、小江戸風の売店が。 ここでFZS1000のお客様と少し談笑し、体を休めました。ちょっと休憩するだけの予定でしたが、話が弾んで気が付くと辺りは薄暗くなっていました。 そこから白岡菖蒲インターまで一緒に走り、当社メガスピードまでお越しいただいたので、整備工場内をご覧いただき、少しお話ししてから別れました。少しのつもりだったのが、色々お話ししているうちにすっかり辺りは暗闇に。遅くまでスミマセン。真っ暗になった中、FZS1000のお客様をお見送りし、今日のツーリングも無事終了することができました。メガスピード始点、終点で約200km程の行程でした。皆さまありがとうございました。 私のヘルメットのシールドはスモークなのですが、やはり暗くなってくると見えにくくなるので、これからの季節、日が暮れるのが早くなることを念頭にクリアも持参しておいた方が良いかなと思いました。 ☆ポイント 良かった点:皆で楽しく参拝できたこと(卵焼きご馳走様でした!)『サベージ菌』なるものが発生か! 反省点 :無理しておやつを食べ過ぎないこと。 改善検討案:ヘルメットのシールド * * * * 整備の仕事は、自分がやった仕事がその後長年かたちとして残ります。ラーメンの様に食べたら跡形もなく終わり、というものではありません。エンジン腰上をオーバーホールしたテンプターや、エンジン丸ごと手を入れたサベージ650、車検やフォークのオーバーホール、法定定期点検を実施したFZS1000、そしてエンジンをフルオーバーホールした私のGSX1300Rハヤブサ、すべて何年経っても形として存在します。 やった仕事が跡形もなく消えてしまえば何の責任もなく気が楽です。しかし、やった仕事が残るというのもそれはそれで意義のあることです。もちろん常に何か問題は発生していないかと気を遣い続ける必要があり非常に労力がいります。ですがその労力より、仕事したものを利用していただけているという充実感の方が大きいのです。 ツーリングを開催して修理したお客様たちと一緒に走ることができ、改めてそう実感しています。もちろん機械モノなので、何かあればその都度対処するという気構えが必要ですが、あぁ今日も元気に走ってるな、と形として認識できるのは仕事した立場からすれば大きな喜びです。 今日のツーリングでも、途中で止まって途方に暮れているバイクを何台も見かけました。当然機械に故障はつきものですから、自分たちが100%絶対にそうならないとは言い切れません。突発的な不具合もあるかもしれません。しかし可能な限りそうならないように整備のお手伝いさせていただくのが自分の仕事だと思っています。やっぱり出かけたら、きちんと無事に帰ってきたいものです。 過ぎてみると人生は短いです。元気にバイクに乗れる期間は更に短いです。その中で一緒に走れるというのは、これも何かの縁だと思うのです。そしてその縁をずっと大切にしていきたいです。 |
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