【考察】
チューブ式のタイヤについては,チューブがある為に相当すり減ってもパンクする可能性は低く,ついつい長く使用しがちです.しかし実際にはトレッド部を含めて全体が劣化していく為,交換してから5年も経過していれば,例え溝の残りが十分あってもグリップ力は大きく低下している場合が少なくありません.特にこのモデルのようにシリンダー1つで600cc程度の排気量があるのであれば,ロスなく路面にトルクを伝達する為にもタイヤは常に最良の状態にしておきたいものです.
またチューブタイヤの場合,チューブとタイヤを交換するのであれば,それに1点プラスしてリムバンドも同時に交換しておくことが望ましいと言えます.
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