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TZR250 (1KT) 専用設計 デジタルYPVSコントローラ  税込価格 59,800円
    適合車種:TZR250    純正品番:1TG-85830-01互換


-----[MEGA-denshi製 TZR250専用設計デジタルYPVSコントローラの特徴]-----------------------------------
1、純正ベースの安心安全なYPVS開度マップ
  ⇒ 純正YPVSコントローラのYPVS開度データを元に、様々な実験を繰り返し、MEGA-denshi 専用のYPVS開度マップを搭載しました。図はあくまでイメージですが、この様な感じでCPUが状況を演算、YPVS動作を実行しています。




2、MEGA-denshi YPVSコントローラ専用のYPVS保護機能を搭載
  ⇒ 、純正には無いモータ駆動安全装置を搭載し、車体側YPVSユニット内部の回路の保護機能も強化しました。以下に3つの保護機能を説明します。
(※例としてSDR用のYPVSサーボモータで説明しています。1KT用も同じ機能となります。)
保護機能1:YPVS固着時のモータ動作停止(※参考図ではプライヤで強制的にロックさせています)
 純正CDIでは、ワイヤやプーリー、YPVSバルブ等が固着していても、イグニションONで強制的にモータが動こうとします。
 ⇒ MEGA-denshi CDI では過電流検出回路および制御ソフトによりYPVSが固着していた場合、異常を検出してモータ動作を停止させます。これにより、ワイヤを無理に引っ張り続け、ワイヤやプーリが損傷することを防ぎます。またモータの過電流による焼損、CDI回路内のドライバの破損も防ぎます。

保護機能2: ポテンショメーター信号線断線時のモータ動作停止
 純正CDIではポテンショメータの信号線(白/赤)が断線していると、プーリの位置を把握することができず、時計回りに360°回転を2回実施します。ワイヤが接続されていれば引っ張られて、ワイヤはもとよりプーリにもダメージを与えます。
 ⇒ MEGA-denshi CDI では、常時信号線をモニタ、断線の有無を監視しています。万が一ギボシが外れた場合、断線を検出してモータ動作を停止させます。保護機能1と同様に、ワイヤを無理に引っ張り続け、ワイヤやプーリが損傷することを防ぎます。またモータの過電流による焼損、CDI回路内のドライバの破損も防ぎます。

保護機能3: プーリ位置の異常検出時のモータ動作停止
 MEGA-denshi CDI ではプーリがYPVSマップの範囲(YPVSが正常に稼働する動作範囲の上限、下限)を大きく超えている場合、YPVSの取り付け異常と判断し、モータ動作を停止させます。これにより物理的に異常な範囲でYPVSが動作するのを防ぎ、ワイヤやプーリが損傷することを防ぎます


3、厳密な車載用モータドライバの選定とパターン設計による、力強いモータ駆動
  ⇒ 純正のモータ駆動回路が経年その他で弱っていると、初期動作時のモータ音が蚊の鳴くような弱弱しいものとなっています。その場合、MEGA-denshi YPVSコントローラに交換すると、快活な動作音にリフレッシュされることが体感できることが多々あります。


4、CPUやモータドライバを始め、電子部品は車載規格をクリアした部品を使用しています
 
 ⇒ CPUは車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの車載用CPUを使用しています。またYPVS制御の要となるモータドライバも車載用を搭載、その他、使用している電子部品は、厳しい条件であるAEC-Qxxx 準拠といった車載用を使用しています。



5、MEGA-denshi TZR250-1KT専用設計デジタル進角CDIにも使用可能
 TZR250-1KT用の弊社CDIにも対応している為、
   純正CDIと同じく、そのままYPVSコントローラを交換するだけで使用できます。


6、販売後もサポートします
  ⇒ ユーザー登録することにより、一定条件のもと、3年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。


[取り付けについて]
 MEGA-denshi TZR250-1KT専用設計YPVSコントローラは純正互換なので、カプラーオンで純正CDIと同じようにそのまま車体に取り付けることができます。


手順1:左シートカウルを外し、図の様に純正YPVSコントローラを取り外します。



手順2:次にMEGA-denshi YPVSコントローラを図の様に取り付けます。参考例ではネジは1か所のみ使用しますが、必要に応じてユーザ様が適宜取り付け位置を工夫して下さい。



手順3:6極カプラ、2極カプラをそのまま接続し、黒/黄のギボシも同様に接続してYPVSコントローラの取り付けは完了です。



手順4:最後にYPVS全開調整位置の確認行います。
純正と同じ全開位置で停止するようになっているので基本的に調整は不要ですが、個体差によりわずかにズレが生じた場合は、以下の手順で調整して下さい。

 ⇒ まずイグニションONにすると、YPVSイニシャライズを行います。全開の位置で停止しますので、停止後にイグニションをOFFにします。次に図の様にプーリホルダの穴とプーリの切り欠きの位置が合うようにワイヤを調整します。調整後にもう一度イグニションをONにして、YPVSイニシャル後にズレが無いか確認してください。問題なければYPVSコントローラの取り付け、初期化が完了となります。

※イグニションONでエンジンが停止している場合(イニシャライズ後やエンスト時)は、CPUが常にYPVSを全開にしようと位置を監視・調整しています。ですので、プーリのワイヤ調整の際は必ずイグニションOFFで行ってください。


[注意点]

 ・誤作動防止の為、NGK抵抗入りプラグをご使用下さい。その他のプラグでは動作未確認となります

 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認の為、社外の強化コイルやホットワイヤー等は非適合となります。
  ⇒ 誤作動した場合、内部ICが損傷し、YPVSコントローラが故障するおそれがあります。
 ・本製品を分解した場合、保証の対象外となります。
                        
※配線被覆は行っておりませんので、ユーザー様が必要に応じて施工してください。


[開発について]
 TZR250のYPVSは、YPVSコントローラにより点火とは別に独立して制御されています。MEGA-denshi YPVSコントローラも純正と同様に、CDIとは別に専用のコントロールユニットとして設計することにより、CPUの負荷が軽くなるメリットを最大限発揮しています。その中でも特にモーターやプーリー、ケーブルといったYPVSユニットの保護という純正コントローラには無い機能を搭載することにより、絶版部品に無理のかからない設計を心がけました。またモータドライバは実績のある車載用ドライバを搭載し万全を期しています。


 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。

 TZR250の発売が1986年頃ですから、すでに数十年経過しています。CDIと同様に、YPVSコントローラも劣化しています。その中で新品のデジタルYPVSコントローラを供給させていただくことにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。


[バージョン情報]
 2022年--------------------------------------------------------------------------------
      2022.7.17 TZR250 (1KT) 専用設計デジタルYPVSコントローラ ver.1.0 新発売   


-----[お客様の声]-----------------------------------
 ここではYPVSコントローラ装着後にいただいたお客様の声の中から、掲載に快諾していただいたものをご紹介します。修理の際に絶版部品で困っていた方、予備を兼ねた純正からの換装で性能がUPした方、色々なケースがあるかと思います。もちろんすべての方が同じような体感を得られるとは限りませんが、ひとつの目安としてインプレッション等を参考にしていただければ幸いです。


「早速、取り付け走行しました。何の問題もなく快調です。
これでまた一つ不安が解消されました。ありがとうございました!(メールより引用)


  奈良県・中嶋 剛 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。基本的に純正互換なので違和感無く使用できれば目標達成と考えております。1KTが発売されて数十年、電子部品の不安材料を減らすことができて良かったと思います。今後もより一層充実したラインナップを供給できるよう頑張りたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。





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