事例:E‐57
インペラシャフトの摩耗によるオイル漏れとメカニカルシールの劣化による冷却水漏れついて |
【整備車両】
RG400EW-2W (HK31A) RG400Γ(ガンマ) Ⅱ型 年式:1986年 参考走行距離:約18,600km |
【不具合の状態】
ウォータポンプのインジケータホールから冷却水が漏れ出していました. |
【点検結果】
長期保管中に不動となった車両の再生のご依頼を受け,メガスピードにて各所点検を承りました.
エンジン下廻りを点検すると,ウォータポンプのインジケータホールから冷却水が漏れていた為,
メカニカルシールの損傷と判断し,ウォータポンプをオーバーホール【overhaul】(分解整備・精密検査)しました.
その結果,軸内部にはメカニカルシール部からの冷却水に加え,オイルシール側からもミッションオイルが漏れ出し,
混合して乳化していました.
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