事例:E‐58
【整備車両】
RG400EW-2W (HK31A) RG400Γ(ガンマ) Ⅱ型 年式:1986年 参考走行距離:約18,600km |
【不具合の状態】
ウォータポンプインペラシャフトのオイルシール取り付け部が段付き摩耗していてオイル漏れが発生していました. |
【点検結果】
長期保管中に不動となった車両の再生のご依頼を受け,メガスピードにて各所点検を承りました.
エンジン下廻りを点検すると,ウォータポンプのインジケータホールから冷却水が漏れていた為,
メカニカルシールの損傷と判断し,ウォータポンプをオーバーホール【overhaul】(分解整備・精密検査)しました.
その結果,軸内部にはメカニカルシール部からの冷却水に加え,オイルシール側からもミッションオイルが漏れ出し ※1 ,
混合して乳化していました.
この事例ではミッションオイルが漏れる原因となった軸の修正について記載します.
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