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CBR250R (MC09) 専用設計 デジタル進角イグナイタ 税込価格 99,800円 適合車種:CBR250R (MC19) 純正品番:30410-KY1-701互換
-----[MEGA-denshi製 CBR250R専用設計デジタル進角イグナイタの特徴]-----
1、純正ベースの安心安全な点火マップとドエルタイム ![]() 図はMEGA-denshi イグナイタの点火タイミングの概略を示したものです。最大進角度とそれに至る過渡期の進角領域において、ほぼ純正と同じ点火タイミングにすることにより、安全性が確保されるだけでなく、マフラー交換等の仕様変更があっても、純正イグナイタと同様の乗り味が得られるようになっています。また全域で純正と同じドエルタイム・デューティー比(最大75%/18,000rpm)を採用することにより、点火性能とイグニションコイルの保全を両立させています。 2、イグニションコイル1次電圧の強化 ![]() 純正イグナイタのイグニションコイル1次電圧を100%とすると、MEGA-denshi イグナイタは電子回路や電子部品の選定により約17%電圧が高くなっています。 ⇒ 従来と比較して高圧な1次電圧を発生することにより、より強力な2次側の放電を行い着火性や燃焼効率の向上を狙います。 3、始動直後のアイドリングの安定性の向上
⇒ 始動直後は燃焼が不安定になりますが、MEGA-denshi イグナイタでは始動直後一定時間通常より進角させエンジンストールしにくくしています。 4、タコメータオープニング機能の搭載
5、車載用の高性能CPUをはじめ、すべての部品を表面実装することによりコンパクトな造りになっています。
⇒ 車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの車載用CPUを使用しています。 ![]() 6、電子部品はすべて現行の新品で組立ています。またほぼすべての電子部品を車載規格をクリアした製品で設計しています。
⇒ 新しい部品でリフレッシュできます。MEGA-denshi イグナイタに使用されている電子部品は、厳しい条件であるAEC-Qxxx 準拠といった車載用を使用しています。電子部品は10年経過したら劣化します。純正イグナイタは発売から数十年経過しているので非常に疲れた状態です。 7、販売後もサポートします ⇒ ユーザー登録していただくことにより、一定条件のもと、3年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。
[取り付けについて] 純正イグナイタと同様にそのまま取り付けが可能です。ここではゴム製の純正イグナイタホルダを使う固定方法と、結束バンド3本を利用した固定方法の2種類を記載します。 (1) 純正のイグナイタホルダを使う固定方法 ![]() ![]() 手順1:イグナイタ側からの赤の6極カプラ(メス)と白の4極カプラ(メス)を左図の様に車体側の赤の6極カプラ(オス)と白の4極カプラ(オス)にそれぞれ接続します。次に弊社 MEGA-denshi イグナイタを純正のイグナイタホルダに入れ、右図の様に取り付けて設置完了です。 (2) 結束バンドを使った固定方法 ![]() ![]() 手順1:左図の様に結束バンドをイグナイタホルダを取り付けるステーに縛り付けます。次に右図の様に300mmの結束バンドを先につけた結束バンドに通します。 ![]() 手順2:弊社 MEGA-denshi イグナイタを図の様に結束バンドを使用して固定します。 ※ イグナイタの固定については、これでなければダメというものではないのでユーザー様でご自由に設置して下さい。放熱の観点から、なるべく涼しくなる位置が良いです。 [注意点] ・エンジン回転のレブリミッターはあえてプログラムしておりませんので、回し過ぎにはご注意下さい。 ・開発時はレッドゾーンに入る直前までエンジンが吹け上がることを確認していますが、それ以上の回転域の動作は保証外となります。 ・誤作動防止の為、NGK抵抗入りプラグをご使用下さい。その他のプラグでは動作未確認となります。 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認の為、社外の強化コイルやホットワイヤー等は非適合となります。 ⇒ 誤作動した場合、内部ICが損傷し、イグナイタが故障するおそれがあります。 ・バイクのレギュレータが故障すると、過充電や過電圧等によりイグナイタ内部のIC等が損傷し、イグナイタ本体が故障するおそれがあります。 ⇒ 過充電等による破損は、保証の対象外となります。部品が古い場合は新しく交換しておくことを推奨します。 ・本イグナイタを分解した場合、保証の対象外となります。 【警告】下図で示すイグナイタ側面に2か所ある六角ネジは絶対に緩めないで下さい。緩めた場合はイグナイタが破損します。 ![]() [開発について] CBR250RJ, RKはそれまでのCBR250シリーズとは一線を画し、レーサーレプリカの色合いが強くなりました。エンジンもレッドゾーンが18,000rpmからという従来より更に超高回転型になりました。その様な中で今回イグナイタ開発にあたり、大きく2つ項目の解析に重点をおきました。まず18,000rpmといった超高回転時にどの程度まで進角させているのか、そしてどの程度の通電時間を確保しているのか、といった点火タイミングとドエルタイムの正確な割り出しからスタートしました。 18,000rpm時にはクランク角1回転にかかる時間は3,3ms(約1,000分の3秒)しかありません。純正イグナイタを解析すると、その状況でドエルタイムは2.5ms確保しているので、デューティー比は約75%にもなります。純正イグナイタでここまで追い込んだ仕様になっているので、本イグナイタもそれと同じ数値でセッティングしました。イグニションコイルが損傷しないようなデューティー比でドライブすることを考慮すれば、時間的には1-4と2-3気筒のイグニションコイル2個による360°点火の限界がこの辺りではないかと推測されます。 ![]() また最大進角度もBTDC40°を超えていますが、この辺りはエンジン回転数を考えれば純正よりも更に追い込んだセッティングで試験してみる価値はあるかもしれません。しかし車両がすでに30年以上経過している事から、最大進角度やそれに至るマップも安全を考慮し、ほぼ完全に純正と同一にしました。したがって、純正互換として安心してお使いいただける仕様になっています。 本イグナイタに搭載しているのは、日本の誇るルネサステクノロジ社の車載用CPUです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。 CBR250Rの販売時期が1988年~1989年頃ですから、すでに35年以上の年月が経過しています。当然イグナイタも劣化しています。純正互換の新品のデジタル進角イグナイタを供給させていただくことにより、ユーザー様には今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。 |
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