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TZR125 (3TY) 専用設計 デジタル進角CDI+電源取り出しカプラセット 税込価格 59,800円 適合車種:TZR125-3TY1, 2, 4 純正品番:3PA-85540-00 互換 -----[MEGA-denshi製 TZR125-3TY専用設計デジタル進角CDIの特徴]-----------------------------------
1、純正ベースの安心安全な点火マップ
⇒ MEGA-denshi での様々なCDI開発から得られたデータを元に、純正をベースに点火時期をモデファイしました。特に高回転域ではよりスムーズな吹け上がりが期待されます。 2、点火用コンデンサの静電容量の増加
⇒ 点火タイミングと同様に、MEGA-denshi での様々なCDI開発から得られたデータを元に、点火コンデンサの静電容量を見直し、放電エネルギーを増しました。より力強い点火が見込まれます。 3、純正互換のサイドスタンド格納し忘れ防止機能を搭載
サイドスタンドが出ている状態では、ギヤを入れた場合エンジンが停止して走行できません。サイドスタンドが出ていても、ギヤがニュートラルに入っていればエンジンを始動できます。 ⇒ 純正CDIでは安全装置として、サイドスタンドを格納し忘れて発進しようとした場合、点火をカットしてエンジンを停止する仕様になっています。MEGA-denshi CDI も同じように、サイドスタンドが出たままギヤを入れると点火カットが入り、エンジンを停止させる様に設計しました。 特に留意した点は、車両そのものが1980年代後半と古く、サイドスタンドスイッチやニュートラルスイッチが劣化している個体が少なくないと考え、スイッチ接点のチャタリング等による誤作動防止機能をハード、ソフトの両面で強化しました。これにより、走行中にセンシングの誤りで瞬間的に失火し、回転の引っ掛かりが発生すること等を防止します。
人間は疲れていたり、焦っていたりするとミスをするものです。もしサイドスタンドを格納し忘れて発進した場合、左折あるいは左カーブの際にスタンドが路面と接触し、つっかえ棒のようになり、反動で右側に大きく膨らむことがあります。左カーブの際に速度が出ていれば、スタンドがつっかえた際に反動で右側に大きく振られ、センターラインをはみ出す可能性もあります。対向車が来ていれば大事故につながりかねません。したがって、安全第一を考え、サイドスタンドの安全装置を純正同様に搭載しました。 ※サイドスタンドスイッチに異常や不具合のある車両や、中古で車両を購入した際にサイドスタンドスイッチが無かったり、加工されている車両の場合、サイドスタンドスタンド安全機能を解除して走行することが可能です。MEGA-denshi CDI の場合、CDIから出ている配線(紫)を直接バッテリのマイナスに接続すると、サイドスタンド安全機能が解除され、常時エンジン始動・走行可能になります。ですが、やむを得ず解除する場合を除き、サイドスタンド安全機能を使用することを推奨します。 4、ニュートラルランプはそのまま使用可能
⇒ TZR125-3TY はニュートラルランプの回路がCDI内部を経由していますが、純正CDIと同じくMEGA-denshi CDI でもニュートラルランプが正常に機能するようにCDI内部回路を設計しているので、そのままニュートラルランプが正常に機能します。またオイルランプも純正同様正常に機能します。5、車載用高性能CPUをはじめ、すべての部品を表面実装することにより、デジタル制御ながらもコンパクトな造りになっています。
⇒ CPUは車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの製品を使用しています。 取り付けも純正のCDIの位置にそのまま設置することができます。 6、電子部品はすべて現行の新品で組立ています。また車載規格をクリアした部品を使用しています。
図はTZR125-3TYの純正CDIを解析する為に、内部を露出させたものです。純正CDIでは、寿命のあるアルミ電解コンデンサが非常に多く使用されていることが特徴です。これらの容量が経年により減少してくると、点火タイミングに狂いが生じたり、正常な点火ができなくなります。 ⇒ これに対しMEGA-denshi CDI は制御部に経年劣化するアルミ電解コンデンサを使うことなく、新しい部品でリフレッシュできます。もちろんMEGA-denshi CDI に使用されている電子部品は、厳しい条件であるAEC-Qxxx 準拠といった車載用を使用しています。電子部品は10年経過したら劣化します。純正CDIは発売から数十年経過しているので非常に疲れた状態です。 7、販売後もサポートします ⇒ ユーザー登録することにより、一定条件のもと、3年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。
[取り付けについて] MEGA-denshi製のデジタルCDIは、CPUや周辺に実装しているICを駆動するのに+12Vのバッテリ電源を使用します(正確にはCDI内部のレギュレータにより更にCPUやICの要求する電圧に落としています)。その為、イグニションONの時(アクセサリ電源)にCDIに+12Vを得られるように配線を引き出す必要があります。 このCDIセットには、カプラーオンでCDIに電源が供給できるように必要部品が同梱されているので、手順通りに取り付ければ簡単に電源をCDIに供給することができます。 図はCDI+電源取り出し分岐ギボシセットの内容です。CDI本体、電源取り出し分岐ギボシ、ヒューズホルダ、2Aヒューズになります。出荷時はヒューズを取り付け図の様に仮組みした状態で梱包します。取り付けの際には、各配線を根元まで確実に接続して下さい。 ※配線被覆は行っておりませんので、ユーザー様が必要に応じて施工してください。 純正CDIは配線の取り出しが1か所ですが、MEGA-denshi CDI では2か所に配線を分けて引き出すことにより、単線ギボシ接続とカプラ接続を分離し、CDIの取り付けを容易にできるよう配慮しました。 次に取り付け例を示します。ここではCDIセットに付属する分岐ギボシを使用します。要はCDIにイグニションONで+12Vの電源が供給できれば良いだけなので、ご自身で電源が用意できる方、あるいはすでにアクセサリ電源のある方はご自由にお取り付けください。CDIから出ている(黄)の配線に+12Vを供給して下さい。 手順1:最初にシートおよび燃料タンク、そしてエアクリーナボックスを取り外します。次に純正CDIを保持ゴムと一緒に取り外します。 手順2:次にMEGA-denshi CDIを取り付けます。ここではギボシ配線から取り付けます。図の様に、CDI側(紫:メス)とハーネス側(空/黄:オス) 、(青:メス)と(黒/白:オス) を接続します。この2本が唯一色違いなので、間違いのない様に取り付けて下さい。
手順3:残りのギボシ配線を図の様に同色同士で接続します。(橙)と(橙)、(黒/黄)と(黒/黄)、(黒)と(黒)です。 手順4:そしてカプラを同じ形状のもの同士ですべて接続します。110型2極、防水2極、防水3極、すべて形状が異なるので誤って接続することはありません。 手順5:次に電源の取り出しを行います。右サイドシートカウルを外し、図の様に茶と黒の2極カプラを取り外します。そこに電源取り出しセットの2極カプラを図の様に割り込ませ、電源を取り出します。 手順6:電源取り出しカプラの配線(黄)に図の様に2Aヒューズ入りのヒューズホルダを取り付けます。 手順7:ヒューズホルダからCDI本体まで電源を延長する為に、延長コード(黄)を使い、CDIの電源線(黄)とヒューズホルダを接続します。配線がつながりましたら、最後にCDI本体裏面に付属している両面テープをはがし、車体に貼り付ける準備をします。 ※ プロトタイプでの撮影の為、CDIからの配線取り出し口が1か所になっていますが、実際の製品は2か所になります。 手順8:図の様にフレームに両面テープでCDI本体を貼り付け、各配線を結束バンドでまとめて取り付け完了です。 ※ プロトタイプでの撮影の為、CDIからの配線取り出し口が1か所になっていますが、実際の製品は2か所になります。 [注意点] ・バッテリから直接+12Vを接続すると、イグニションOFFのバイクに乗っていない間にも微量ですが電流が流れている為、バッテリ上がりの原因となります。 ・エンジン回転のレブリミッターはあえてプログラムしておりませんので、回し過ぎにはご注意下さい。 ・開発時はマニュアル値での最高出力発生回転数までエンジンが吹け上がることを確認していますが、それ以上の回転域の動作は保証外となります。 ・誤作動防止の為、NGK抵抗入りプラグをご使用下さい。その他のプラグでは動作未確認となります。 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認の為、社外の強化コイルやホットワイヤー等は非適合となります。 ⇒ 誤作動した場合、内部ICが損傷し、CDIが故障するおそれがあります。 [開発について] 2ストモデルは軽量ハイパワーが特徴ですが、今回の開発車両であるTZR125-3TYはその中でも特にライトウエイト、ハイパワーが特徴的であると言えます。絶対的な出力は250に及ばないものの、超高回転型のエンジンは胸のすくような吹け上がりを見せます。 しかし、このCDIの特徴はやはり走りだけでなく、安全装置を搭載している点です。サイドスタンドが出っ放しの状態での走行は上述の通り危険であり、大きな事故につながる可能性を排除できません。したがって、MEGA-denshi CDI も純正と同様にサイドスタンドが出た状態では走行できない安全装置を搭載しました。 また、ニュートラルランプの回路がCDI内部を経由していることも特徴的ですが、純正同様、CDI内部の適切な回路設計により、そのまま問題なくニュートラルランプを使用することが可能です。 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。 TZR125-3TY の発売が1991年頃ですから、すでに数十年経過しています。当然CDIも劣化しています。新品のデジタルCDIを供給させていただくことにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。 [バージョン情報] 2021年-------------------------------------------------------------------------------- 2021.8.1 TZR125 (3TY) 専用設計デジタル進角CDI ver.1.0 新発売 -----[お客様の声]-----------------------------------
ここではCDI装着後にいただいたお客様の声の中から、掲載に快諾していただいたものをご紹介します。修理の際に絶版部品で困っていた方、予備を兼ねた純正からの換装で性能がUPした方、色々なケースがあるかと思います。もちろんすべての方が同じような体感を得られるとは限りませんが、ひとつの目安としてインプレッション等を参考にしていただければ幸いです。
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