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RG200FN, TV200N専用設計 デジタル進角CDI 税込価格 99,800円
    適合車種:RG200FN, TV200N 型式:NH11A    純正品番:32900-19D70互換


--------------[MEGA-denshi製 RG200FN・TV200N専用設計デジタル進角CDIの特徴]--------------

1、純正ベースの安心安全な点火マップ
  ⇒ MEGA-denshi での様々なCDI開発から得られたデータを元に、MEGA-denshi CDI専用の点火マップを搭載しました。純正CDIの点火タイミングをベースとしているので安心してご利用いただけます。



2、純正マップと同様のAETC2開度マップ
  ⇒ 開発段階で色々な排気バルブ開度マップをテストした結果、純正と同じマップが良いと判断しました。したがって、MEGA-denshi CDI にも純正と同じマップが搭載されています。これにより、チャンバを交換した車両等でも純正CDIと同様に使用することができます。


 図は排気バルブ開度マップの概略です。サービスマニュアル等の説明や排気バルブのイラスト等では3段階になるイメージですが、実際は5段階で制御しています。特徴的なのは、開度が線形かつ連続的では無く、段階的に開いていく設定になっている点です。MEGA-denshi CDI は純正同様のマップをとりつつ、更に動作が滑らかになるよう調整しています。


3、安定したアイドリングの実現
 ⇒ BTDC14°での正確な点火により、アイドリングの安定化に貢献しています。純正CDIの故障によりアイドリングの点火タイミングにバラつきが発生している事例が増えているので、その様な車両にはリフレッシュ効果が期待できます。



4、CPUやモータドライバを始め、電子部品は車載規格をクリアした部品を使用しています
 
 ⇒ CPUは車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの車載用CPUを使用しています。またAETC2制御の要となるモータドライバも車載用を搭載、その他、使用している電子部品は、厳しい条件であるAEC-Qxxx 準拠といった車載用を使用しています。



5、MEGA-denshi CDI専用のAETC2保護機能を搭載

  
モータ駆動安全装置を搭載、AETC2モータユニット・CDI内部の回路の保護機能を実現


 異常を検出した場合にモータ制御を停止し、誤作動によるアクチュエータやCDI内部の回路の損傷を避けます。



6、イグニションON時にオープニングを追加
 ⇒ イグニションキーをONにすると、タコメータが13,000rpmまで動き、同時に排気バルブが全開となります。その後排気バルブが閉じると共にタコメータが13,000rpmに戻ります。タコメータや排気バルブの動作確認とともにメカニカルな機械音をお楽しみ下さい。

  
※セルモータ動作時はバッテリ消費電力が大きい為、排気バルブの動作が完了してから(タコメータが0rpmに戻ってから)エンジンを始動して下さい。


7、サイドスタンドスイッチのインタロック機能の除去
 RG200FNの発売からすでに数十年経過している為、サイドスタンドスイッチの状態も車両によっては不安定になっていて、予期せぬエンジン停止といった故障原因となるケースが少なくありません。そこで本CDIは極力車両側の状態による変動を避ける為、サイドスタンドスイッチのインタロック機能を除去してあります。
 サイドスタンドスイッチの状態による意図しないエンジン停止はなくなる反面、サイドスタンドを払い忘れて発進してもエンジン停止しませんので、十分に安全を確認してから発進して下さい。
※画像はRG125FTで説明しています。



8、製品保証
  ⇒ ユーザー登録することにより一定条件のもと、1年間、万が一の故障でも新品に交換します。


[取り付けについて]
 MEGA-denshi RG200FN・TV200N 専用設計デジタル進角CDIは純正互換なので、カプラーオンで純正CDIと同じようにそのまま車体に取り付けることができます。



手順1:車両側の6Pカプラのオレンジ色の防水ゴムをピンセット等でつまみ取り外します。



手順2:
車両側の6Pカプラ、14PカプラをCDIに接続します。このとき、リヤシート側からではなく、メインシート側からアクセスすると楽に取り付けることができます。



手順3:6Pカプラを図の様に奥まで差し込みます。CDI側にはロックする爪が無いので、結束バンドやガムテープを使用するなどして確実に固定して下さい。固定しないと走行中に振動でカプラが外れます。



手順4:6Pカプラ、14Pカプラを取り付けたら、図の様にCDI本体を車体に設置します。裏面添付の両面テープをご利用下さい。また、純正のゴムホルダに取り付けての設置も可能です。


[注意点]

 ・エンジン回転のレブリミッターはあえてプログラムしておりませんので、回し過ぎにはご注意下さい。
 ・開発時はマニュアル値での最高出力発生回転数までエンジンが吹け上がることを確認していますが、それ以上の回転域の動作は保証外となります。

 ・誤作動防止の為、NGK抵抗入りプラグをご使用下さい。その他のプラグでは動作未確認となります

 ・ジェネレータコイルは純正のみ動作確認しております。他車種流用や社外品は非適合となります。
 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認の為、社外の強化コイルやホットワイヤー等は非適合となります。
  ⇒ 誤作動した場合、内部ICが損傷し、CDIが故障するおそれがあります。
 ・バッテリ残量がオープニング動作の下限値を下回ると、オープニング動作中にタコメータや排気バルブが停止します。
 ・本製品はセルモータでの始動を想定しています。
  ⇒ キックでも始動できますが、ケッチンが起きる場合があるので、ペダルの戻りに十分に注意し強く蹴り下げて下さい。
 ・オープニング動作の下限値を下回ると、オープニング動作中にタコメータや排気バルブが停止します。

 ・CDIを分解した場合は保証の対象外となります。



[開発について]
 RG200FNはRG125FN, P, Rのいわゆる125ガンマ前期型と同様に、2連続のピックアップパルスを使用しています。どちらのパルスが先かどうかの見分けは、タマゴが先か、ニワトリが先か、といった問題になりますが、MEGA-denshi ではすでに開発している様々な技術を応用することにより、パルスタイミングを確実に見分け、正確な点火タイミングを実現しています。
 点火タイミングと排気バルブの動作マップは純正同様とすることにより、純正CDIからの交換でも違和感なく使用できるよう開発しました。
 ハードに関しては、車載用CPUはもとより、モータドライバも車載用ICを搭載し、安心安全を確保しました。
 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。

 RG200FNの発売が1992年頃ですから、すでに数十年経過しています。それにともないCDIの故障事例も多くなっております。その中で、新品のデジタルCDIを供給させていただくことにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。






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