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KR250-A1 (KR250A) 専用設計 デジタル進角CDIセット  税込価格 139,800円
   
適合車種:KR250-A1

-----[MEGA-denshi製 KR250-A1専用CDI ~Final Edition~の特徴]-----------------------------------
1、安心の純正互換を基本とした安全安心な設計
  
KR250は当時の販売台数も少なく、現存して乗り続けられている車両はごく少数にとどまります。しかも部品も絶版ばかりで修理すら大変であることを考えれば、わざわざこの車両でサーキットをガンガン走るユーザーは少ないと判断し、純正互換を基本にエンジンに負担をかけない安全な範囲で使用できる設計にする必要があると判断しました。したがって、点火コンデンサの容量も純正と同じものを選定し、点火時期も進角させ過ぎて無理をするようなことを避け、様々なデータから安全な範囲を越える事が無いようにプログラムしてあります。


2、点火時期マップの概要
 図はMEGA-denshi KR250専用CDIの点火時期を単純化したイメージです。アイドリング時はBTDC13.5°付近で極めて安定した点火を実現しています。その後Aの区間で進角させることにより低・中速のトルクを出し、高回転になるにつれ遅角し、Bの区間では遅角させ過ぎないようにしています。
 純正CDIの点火時期は、アナログ制御なので非常にばらつきが大きく、CDIにより個体差があります。特に発売から数十年経過した現在では内部部品の劣化による故障などが多発していることからも、純正CDIの点火時期はかなり狂っているケースが多いと考えられます。サービスマニュアルにある点火時期の図を見ても、かなり振れ幅が大きく記載されています。
実際に弊社では、純正CDIでアイドリング時に勝手に進角してしまい、その結果エンジン回転が高くなってしまう不具合が確認されています。
 発売当時の1984年、アナログ制御で進角遅角するという非常に高度な技術を駆使した純正CDIですが、時はすでに令和になっています。驚異的な発展を遂げた高性能CPUを搭載したMEGA-denshi CDIであれば、正確な点火時期に制御することが可能です。


3、高性能CPUをはじめ、すべての部品を表面実装することにより、デジタル制御ながらもコンパクトな造りになっています。
  ⇒ CPUは車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの車載用CPUを使用しています。
  取り付けも純正のCDIの取り付け位置にそのまま設置することができます。


4、電子部品はすべて現行の新品で組立ています。
  ⇒ 新しい部品でリフレッシュできます。使用する電子部品は可能な限り車載用を選んでいます。
  半導体部品は10年経過したら劣化します。純正CDIは発売から数十年経過しているので非常に疲れた状態です。


5、販売後もサポートします。
  ⇒ ユーザー登録をしていただければ、一定条件のもと、3年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。


[取り付けについて]
 KR250は純正ではアナログ制御のCDIユニットなので、直接バッテリ電源を使用していません。しかしMEGA-denshi製のデジタルCDIは、CPUや周辺に実装しているICを駆動するのに+12Vのバッテリ電源を使用します(正確にはCDI内部のレギュレータにより更にCPUやICの要求する電圧に落としています)。その為、イグニションONの時(アクセサリ電源)に左右のCDIに+12Vを得られるように配線を引き出す必要があります。
 
このCDIセットには、カプラーオンで左右のCDIに電源が供給できるように必要部品が同梱されているので、手順通りに取り付ければ簡単に電源をCDIに供給することができます。

※ 図では配線がむき出しですが、ファイナルエディションは配線被覆をして出荷しています。
 まず左の図はCDIセットの内容です。➀右側CDI本体、②左側CDI本体(便宜上、右側と左側と分けて記載しておりますが、どちらも同じ製品なので、左右の区別はありません)、③イグニションONで電源をとる為に、左側CDI取り付け部近くの6Pカプラに割りこませるカプラ、④引き出した電源を左右のCDIに分ける為のY字分岐ギボシ、⑤左側CDI付近のカプラから取り出した電源を、右側のCDIまで供給する為の延長コード、⑥ヒューズ本体(2A)、⑦ヒューズBOX、の7点になります。CDI本体以外の③~⑦はカプラーONキットになります。
 組み立ては右の図の様な順になります。図では省略されていますが、実際にはY字分岐ギボシと右側CDIの間に⑤の延長コードを入れて接続します。

 次に取り付け例を示します。ここではCDIセットに付属するカプラーONキットを使用します。要は左右のCDIにイグニションONで+12Vの電源が供給できれば良いだけなので、ご自身で電源が用意できる方、あるいはすでにアクセサリ電源のある方はご自由にお取り付けください。



1、まず左側CDIを外し、その下にあるイグニションキースイッチにつながっている白の6Pカプラを探します。




2、白の6Pカプラが見つかったら、それを外し、③の電源取り出し6Pカプラを割り込ませます。




3、割り込ませた6Pカプラから出ている電源線に⑦のヒューズBOXを取り付けます。次に④のY字分岐端子を取り付けます。




4、Y字分岐端子に左側CDIの電源供給線(黄)と、⑤の右側CDIまでの延長コードを接続します。




5、CDI本体から出ている6Pカプラと2Pカプラを車体側のカプラに接続します。




6、CDI下側は手が入りにくいので、上側を結束バンドでステーにクランプし、下側は配線どうしをクランプします。




7、延長コードがアッパーカウル内側をぐるっと回って右側まで行くように車体に這わせます。




8、右側CDIの取り付け部まで電源の延長コードをひいてきます。




9、延長コードを右側CDIの電源線(黄)に取り付け、CDIの6P・2カプラをそれぞれ車体側に接続します。




10、左側同様にCDI下側は手が入りにくいので、上側だけ結束バンドで固定し、下側はCDIの配線と車体側の配線をクランプします。

以上で取り付け完了です。


[注意点]
 ・バッテリから直接+12Vを接続すると、イグニションOFFのバイクに乗っていない間にも微量ですが電流が流れている為、バッテリ上がりの原因となります。
 ・誤作動防止の為、抵抗入りプラグをご使用ください。
 ・適応車種はKR250-A1のみです。KR250S (KR250-A2) については開発段階で実車での動作確認ができていない為、適応外とします。
 ・クラッチセンサ、ニュートラルセンサ、サイドスタンドスイッチによる安全回路への接続はありませんので、どの状態でもエンジンが始動します。

 ・開発車両はノーマルの状態です。社外の強化イグニションコイル等を使用した場合に誤作動する可能性があります。
 ・CDIを分解した場合、保証の対象外となります。


[開発について]

 開発に至る大きなきっかけは、過去に修理したKR250の走行中のエンジン停止という不具合にさかのぼります。故障診断の結果、点火系統に不具合があると判断してオシロスコープで調べたところ、エンジンがかからない症状発生時には片側のCDIに内部短絡が発生していて、エキサイタコイルからの発電電流がGNDに流れている状態でした。この状態はいわゆるキルスイッチをONにしているのと同じで、コンデンサをチャージすることができず、左右どちらのCDIも点火を行うことができません。結論として中古CDIに交換してエンジンがかかるようになりましたが、またいつ再び同じ症状になるかは分かりません。というのも、交換した中古CDIがすでに何十年も経過しているものだからです。

 それと並行して、インターネットオークションで中古CDIを購入したものの、故障しているが修理できないかというお問い合わせが増加していました。中古ですから、故障しているかもしれませんし、動作確認できたとしても、いつ故障するか分かりません。その様なものを競り合って取得するような状況を打破したいという思いが日に日に強くなっていました。
 
 純正CDIの修理は不可能です。内部を見ていただければ一目瞭然ですが、樹脂と細かなガラス片が充填されていて、まず基板にたどり着くことが困難です。例えたどり着いたとしても、部品を交換する際に劣化したパターンが剥がれる可能性等を考慮すれば、現実的に修理は不可能です。どんなに時間をかけても数十年前のCDIを修理するのはナンセンスであるという結論に至ります。

 そこで、MEGA-denshi として、最新のCPUを用いたデジタル回路で新たにKR250用のCDIを開発することになりました。純正CDIと最も異なる点は、CPUやICを動かす為に電源が必要なことです。しかし、アクセサリ電源の取り出しをエンドユーザー様にお願いするようでは、純正互換と言えないと考え、左右のCDIへの供給電源も、カプラーを取り付けるだけで可能になるよう、配線もセットにしました。KR250はもともとCDIを2個使用していますから、左右のCDIと電源取り出しの配線カプラをセットで供給できる体制をつくりました。

 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。インジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。

 KR250は発売から40年近く経過する車両ですが、新品のデジタルCDIにより、今後もずっと安心してKRを維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。


[バージョン情報]
 2020年--------------------------------------------------------------------------------
      2020.5.17 KR250用 デジタルCDIセット_ver.1.0を新発売   


[お客様の声]
 ここではCDI装着後にいただいたお客様の声の中から、掲載に快諾していただいたものをご紹介します。修理の際に絶版部品で困っていた方、予備を兼ねた純正からの換装で性能がUPした方、色々なケースがあるかと思います。もちろんすべての方が同じような体感を得られるとは限りませんが、ひとつの目安としてインプレッション等を参考にしていただければ幸いです。 

「本日は休みだったので300キロ程走行しました。始動性は、元々私のKRは1発始動だったので特に変化はありませんでした。驚いたのは低中速、明らかにトルクが太っています。
峠道をパワーバンド以下の回転数で流しての走行時にはアクセルを開けるとしっかり駆動がかかり車体が安定します。
以前ではギヤを1つ落とすところを、そのままのギヤで加速していきます。
7000回転からもパワーアップしている気がします。
あとは4000回転付近で巡行走行時に不整脈のようなバラツキがありましたが、ほぼ気にならない位に改善されていました。
全体的にエンジンの回り方がまろやかになった感じです。
私はRZR250も所有しています。私のはアナログ制御ですが最終型はデジタル制御。
乗り比べてみた事があります。デジタル点火制御はきめ細やかな制御なのかまろやかに感じました。
KRも同じ様に感じました。良い買い物だったと思います。」(メールより引用)

「購入後1000キロ程走行しました。全ての回転域でノーマルを凌駕しています。特に低中速のトルクアップにはビックリしました。とても良い商品だと思います。」(Facebook page より引用)
  (大阪府・川口洋 様)
[MEGA-denshi]
 まず驚いたのが、4000回転付近のバラつき改善についてのご指摘でした。実は開発車両において純正CDIでは4000回転から4,800回転程度において、パーシャルでは少し気になる不完全燃焼の様な、いわば「ザラついた感じ」がありました。排気音や体感と点火タイミングの測定から、明らかに進角し過ぎであると判断し、デジタルCDIではその領域の点火マップを純正より少しだけ遅角させてプログラムしました。すると、少なくとも開発車両ではその領域の不快感が軽減されたので、これはユーザー様にも判断していただこうと、あえてバイアスがかからないよう、その点は触れず納品しました。すると、まさに上記の通り、ピンポイントでインプレッションをいただいたので驚きました。やはり常に乗られているオーナーの感性は鋭いものがあると再認識しました。
 KRのCDIはパワーアップというよりも、故障して絶版で困っている方への供給を主軸に開発したので、純正から交換して違和感がなければ目的達成と考えております。その中で、トルクアップした感覚のご報告は、開発者として嬉しい限りです。このたびはありがとうございました。
 川口様はご自身でエンジンまで分解整備するほどのスキルをもったプライベーターです。Facebookには色々な画像と記事がUPされています。KRだけでなくRZRやカタナなどの車両の記事もあるので、興味のある方はのぞいてみると良いかもしれません。



「無事エンジンかかりました! 感激いたしました! とにかくエンジンかかったので次に進めそうです。
 ありがとうございました。」(メールより引用)

  (三重県・WEST VILLAGE Custom Cycles 西村のりかず 様)
[MEGA-denshi]
 お役に立てたようで幸いです。画像も送っていただきありがとうございます。部品がなければ直したくても直せないので、バイクショップを運営されている方のお力になれるよう今後も絶版CDIの開発を頑張りたいと思います。このたびはありがとうございました。
 西村様は三重県津市でハーレーを中心としたカスタムショップ「WEST VILLAGE Custom Cycles」を運営されております。お近くの方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。



「今まで低速から中速までの吹け上がり時にトルクをあまり感じなかったのですが、
低速から高速までスムーズにトルクを感じながら吹け上がる感じとなりました。
いつも走行の締めは信号待ちから橋の上り坂を上がるのですが、その坂の頂点に達した時のトップスピードが明らかに上がっていました。
また、アフターファイヤーも明らかに少なくなりました。
CDIと関係しているか判らないのですが、アイドリングが安定しました。以上が、交換後の初感想です。

よいパーツを購入できたと感じています。ありがとうございました。
今後もより良い商品の提供で悩めるバイカーの手助けをお願いいたします。」(メールより引用)

  (静岡県静岡市・杉山 様)
[MEGA-denshi]
 早速インプレッションと多くの画像をいただきありがとうございます。3枚抜粋させていただきました。回転の上昇がスムーズになったのは、疲労していた純正CDIに代わりデジタル制御になった結果だけでなく、おそらく純正CDIの進角し過ぎていた部分のモデファイにより、滑らかになったのではないかと推測されます。アフターファイヤが減少したのも、進角し過ぎの解消によるものと、燃焼の改善が影響しているのかもしれません。
 アイドリングについては、純正CDIが疲弊していると、点火時期にブレがありフラツイテいる症状を見たことがあるので、多少なりともそのあたりがスムーズになった可能性があります。
 KRはCDIが2個なので、ユーザー様の負担も大きいのですが、それにもかかわらず「よいパーツを購入できた」と感じていただければ、開発・製造者としてこれ以上の喜びはありません。マイナーな車種はリプレイス品も少ないので、CDIについては今後もラインナップを増やしていきたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。



「メガスピードさんからKR用CDIを店頭にて購入致しました。色々話をして保証の方もしっかりされているので購入後の不安もありませんでした。
そして帰宅後、時間的な都合もあり、今日はとりあえず仮で取付けしてみました。
取付けに関しては素人の自分が作業してもカプラーを差し替えるだけなので何も難しい事はなく、わずか15分位で交換完了。

そして緊張の瞬間のキック!!

あっけなく軽く1発で始動!!

今までの足が筋肉痛になるほどのキックがウソのよう…
これには感激しました。
そして、明らかに排圧が上がり、レスポンスも良くなりアイドリングも安定した感じです。 早く実走したくなりました。

メガスピードさん、このような商品を開発、販売して頂きありがとうございました。」(メールより引用)

  (埼玉県・田部井稔 様)
[MEGA-denshi]
 このたびは店頭でお求めいただき、ありがとうございました。KRはCDIユニットが2つなのでユーザー様のご負担も大きく申し訳ない気持ちでいっぱいですが、お役に立てたようで幸いです。
 お越しいただいた際に症状をお聞きしたところ、エンジンがかかったり止まったり、かかっても少し走ると止まるということでした。この症状は、以前弊社で修理した、エキサイタコイルの発電が2つあるうちの一方のCDIで内部短絡しているという事例と似ています。この場合、エキサイタコイルは共通なので、一方で内部短絡していると、もう一方のCDIにも点火用コンデンサに電力が供給されない為、CDIは2つとも放電することができません。ランダムに症状が発生する場合、やはり長距離のライディングには不安が残ります。
 今回はバイクがエンジンストールする場合があるとのことなので、お車でお越しいただき、CDIをお求めいただいた為、オシロスコープで車両の波形を確認することはできませんでした。したがって絶対にCDIが故障しているとは言えないと判断できます。しかしその旨をお伝えした際に、「例えCDIが原因でなくても、いざという時の備えで購入しておきたい」と言っていただけたことに、開発・製造側としては勇気づけられました。インプレッションから、結果的にCDIが故障していたようで、ひとまず症状が改善して安心しました。
 是非お乗りになった際のインプレッションをお待ちしております。このたびは本当にありがとうございました。



「早速本日、CDIを取り付け動作確認しました。結果見事に始動いたしました!感動、ただ感動です!!
今まで何をしてもダメで真偽が分からないネットしか情報源が無く、作用前は「正直エンジンは掛からないだろう。」と思っていました。
でも始動できなくてもCDI以外の所に原因が絞れるなら試す価値はあると言い聞かせての作業でした。
取り付けも簡単でした。また、大切な部品なので延長コードにスパイラルを巻いたりCDI本体にゴムシートなどして耐震保護しました。
暇な時は他人のKRエンジン始動動画を羨望で見ていました。そしてついに自分のエンジンの音が聞けました。今までの苦労も報われました。レストアのスピードも加速
しますよ!
明日もエンジンを掛けて楽しもうと思います。
本日はひとまず始動成功の報告をさせて頂きました。最後に、超マイナーなKR250のCDIを開発(純正以上に)、発売して下さりありがとうございました。今年はコロナで暗い1年でしたが最後に良い思い出が一つできました。それではまた。

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 KR250- CDIではお世話になりました。あれ以来好調を維持しております。しかしエンジンは絶好調でも他の修理があって完全な走行ができない状態でした。
やっとまともに走行できたので少しインプレみたいなのをしてみます。
 まずメガスピードCDIのプラグスパークですが、軽くキックするだけでバチバチとスパークしたのが頼もしかったです。走行はノーマル状態を知らないのですが、KR250インプレにあるような「低回転はスカスカで低速トルクがない。このマシンは高回転型だ」とかは感じませんでした。
 極スムーズな発進からの鋭い加速とトルク感+弾ける2ストサウンドでメットの中でのニヤリはお約束です。あと驚いたのは白煙が少ない事でした。使用オイルはホンダのGR2ですが、これは結構な煙が出るのは長年使っているので知っています。もしかしたらポンプの絞り過ぎか?と確認しましたが規定内でした。本当に見えない位なので燃焼が良い証拠ではないでしょうか。ついでにエンジン腰上組んだのは素人の私です。

 私は純正CDIがダメになった時、こう考えてしまいました「KR250はCDIが2つあるから2個同時にオシャカになる事はないだろう。片方だけでもエンジンが掛かる事実があればいい。私はこのバイクが使えるか知りたいだけだ。それにプラグは時々ながらもスパークしてるではないか!」と。
 ずっとこの考えだったので修理は一向に進まずキックしまくる日々でした。要するにケチってレストアをしていたのです。また、ネット情報に踊らされて随分と無駄な部品や工具を買い集めたりしました。メガCDIは不動車レストアする上で点火系のトラブルシュートは考えなくて済むので時間節約のアドバンテージになります。ライダーですから休日はレストアだけでなく走りに行きたいじゃないですか!

 現在KR250をレストアしている方、修理情報源はネットくらいしかありません。どれもが藁にすがる気持ちで試してみたけどダメだった方はお金を貯めてメガ電子CDIを試してはいかがでしょうか?現在純正CDIが偶然に動いていても「近い将来に壊れる」という不安要素がつきまとい安心して楽しめないし、早めの保険と考えれば充分な判断材料になるのでは。ケッチンくらい続けたKR250が調教されたように従順になります。’80年代のバイクがメインバイクに変わる感動を味わってみませんか?」(メールより引用)

  (岐阜県・せせらぎ街道 様)
[MEGA-denshi]
 このたびは2度にわたるご感想、インプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。最初のメールをいただいたのが2020年12月暮れ、エンジンがかかったとのことで、こちらも嬉しい気持ちで年末を迎えることができました。苦労していたバイクのエンジンがかかった時の嬉しさは格別だと思います。コロナで何かと暗い一年でしたが、本当に良い締めくくりになったと思います。
 その後、レストアが進んだようで、走行も問題なく、2ストの楽しさを味わっていただいた様で良かったと思います。今回のインプレッションで、一番印象に残ったのは、

【メガCDIは不動車レストアする上で点火系のトラブルシュートは考えなくて済むので時間節約のアドバンテージになります。ライダーですから休日はレストアだけでなく走りに行きたいじゃないですか!


というお言葉です。古い車両でエンジンの調子が悪い場合、点火系はオシロスコープ等の測定機器が無いと、かなり時間を浪費することがあります。特にCDIは経年劣化で故障するものなので、MEGA-denshi CDI をお使いいただければ、その部位に関しては瞬時に解決します。エンジンが調子良くなればそれで完了ですし、変わらなければ、CDIを除外して残りの部分の点検整備をすれば良いことになります。
 お客様の貴重な時間を無駄にしない為にも、メガスピード電子制御テクノロジーは、今後もCDIを開発し続けます。このたびは本当にありがとうございました。



「取付ました。エンジン始動~1発でかかりました。
タコメーターの針のフレ・アバレがなくなりました。アイドリング150回転位上がりました。
トルク感アップし6速でもスイスイと走るようになりました。最高の製品です。KR仲間にも勧めておきました。」(メールより引用)

  (北海道・横浜 光弘 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。タコメータのフレ(振れ)やアバレ(暴れ)が無くなったとのことで、良かったと思います。タコメータはCDIからイグニションコイルへの一次電圧を利用しているので、劣化した純正CDIでは波形が乱れていて、それが弊社CDIになったことにより、正常な波形でドライブできるようになったのではないかと推測されます。また、アイドリングの回転数が上がったことに関しては、燃焼効率の向上によるものだと考えられます。低い回転域を使用することが多くなりがちの6速ですが、燃焼効率の向上によりトルク感がUPし、粘りが出たのかもしれません。

 総じて順調にCDIが稼働している様でなによりです。『最高の製品』と感じていただけたことを光栄に思います。また、お仲間にも勧めていただきありがとうございました。KRはCDIが2個必要な為、電源取り出しキットを含め製造がかなり大変な製品ですが、何とかこのCDIセットを作り続けられるよう頑張りたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。



「CDIの使用感ですがまったく問題ありません、谷もなくスムーズに回ります♪
アイドリングは、心なしか安定してます。少し上がり気味だったのが、影を潜めました。
メガスピードさん、ありがとうございましたm(__)m こういった旧車の専用CDIってありがたいです!
今まで、オークションでの中古品をスペアにしてましたが、それもテストで一瞬で不調になったのを考えて、今回の購入になりました。
これからは不安なく過ごせて不安材料が一つ減りました。
電話やメールでの対応も、こちらが配線等、無理なお願いも快く引き受けてもらいまして、感謝しかありません。
これからも旧車に限らずでしょうけど、頑張って下さい。
また何か問題でも発生しましたら、よろしくお願い致しますm(__)m」(メールより引用)

  (福岡県・K.I  様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像を使用させていただきありがとうございました。最初にお電話いただいた際には、車両側が配線加工されていて大変な状況にあるとのことで、こちらからは純正の配線と弊社CDIの配線の対応メモを同封させていただき、何とか取り付けていただけたようで安心しました。

 点火時期の狂ったCDIの場合、進角補正が早まりアイドリング時でも進角してしまい、それに伴いエンジン回転が上がるケースがあります。今回はそのあたりが正確にデジタル制御されたことにより、アイドリング時での定点点火を確実なものとし、安定性につながったのではないかと考えられます。また、純正CDIでは進角し過ぎてギクシャクする領域を補正することにより、谷を感じず滑らかになったのではないかと考えられます。

 KR250は発売からすでに数十年経過しており、純正CDIは廃番、故障した際には中古品をダメもとで試すしかない状況下にありました。そこに新規に日本を代表する車載半導体メーカーのルネサスCPUを搭載した新品のCDIを供給させていただくことにより、ユーザーのみなさまに新品をお使いいただける選択肢を出せたことは、弊社としても大きな一歩となりました。是非新品のCDIでバイクライフをお楽しみいただければ幸いです。このたびは本当にありがとうございました。



「今まで何をしてもでネットにも情報源が無く諦めていました。
ダメもとで「KR250 エンジン かからない」で調べているとCDIが壊れて火が飛ばない事がわかりそのサイトと同じ症状でした。
そのサイトでメガスピードさんを知り製作してもらうことに。
到着後、早速CDIを取り付け動作確認しました。無事エンジンかかりました! とてもスムーズに吹け上がり感激いたしました! 
試乗はまだ先ですが、これで次に進めそうです。
メガスピードさん、このような商品を開発、販売して頂きありがとうございました。」(メールより引用)

  (岡山県・T.K  様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。KR250において特に増えてきているのがエンジン始動不能あるいは始動後の不調です。もちろん様々な原因が考えられますが、CDIの故障による不調も見逃せないほど事例が増えてきました。

 今回も修理過程において色々試した結果、CDIがダメだったとのことで、MEGA-denshi で製造したCDIがお役に立てたようで良かったと思います。今までダメだったエンジンがかかった瞬間の喜びは、修理を生業としてきた弊社でも良く存じております。また、仮に新品のCDIの交換でエンジンがかからなかったとしても、不調の原因はCDI以外であると判断できるので、修理は進むと思います。

 是非、整備を進めていただき、排気バルブの無い2ストの楽しみを味わっていただければ幸いです。このたびは本当にありがとうございました。



「私は昔から大好きだったKR250Aのレストアベースを購入しました。
エンジンがたまに始動しなくなり、電装関係を徹底的に診断。原因がCDIで間違いなく、某オークションで中古を数万で購入。
エンジン始動し安心していたがまた再発。火花が強かったり弱かったり、次第に飛ばなくなる。
どうしようかと悩んでいたところ、メガスピードさんのデジタルCDIを発見。選択は1つしかありませんでした。
電話したところ親切に対応して頂き、発送も非常に早く安心しました。
素人でも簡単に取り付けできます。
結果は元気よく始動し、とても安定しています。鬼キックから今ではキック1発です。
正直値段で少し悩みました。しかしこれで安心してKR250Aに乗れると思うと、全然安いと感じました。
メガスピードさんには本当に感謝です。今後もより良い製品の開発頑張って下さい!ありがとうございました。」(メールより引用)

  (富山県・K.T 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。エンジンが始動しなくなったとのことで、色々中古のCDIを試されたようですが、一時は良くなっても再び症状が出てくると、やはり安心して乗れないと思います。
 KRでエンジンがかかりにくくなると鬼キックをしなければならないケースが多々あるようですが、やはりそれも疲れてしまうと思います。弊社CDIをご検討に当たり、値段でお悩みになるのももっともな事だと思います。ですが、商品に価値があると判断して購入していただけたことは、開発側として本当に光栄なことです。バイクの相場高騰と比例して中古部品も値上がりしているので、実際に正常に動くかどうか分からない中古CDIを数万単位で購入するのはかなりの賭けになると思います。
 ひとまず弊社CDIにて結果的にキック1発で元気よく始動するようになったとのことなので、良かったです。大好きだったKRとのことなのでレストアを進めて楽しく乗っていただきたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。



「帰りの高速も順調でした。加速もスムーズで、おかしな感じは見受けられませんでした。
KR乗りには必需品ですので、此れからも良い製品をお願いします。」(メールより引用)

  (神奈川県・澤田 孝雄 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。弊社CDIを取り付け後、一般道を自走してお越しいただきました。帰りの高速走行も順調だったようで安心しました。KRの存在自体が皆無に近い状況ではありますが、引き続き良い製品を開発・供給していけるよう頑張りたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。



「やはり純正CDIがエンジンかからない原因でした。今ではキック一発です。KRは何度も手放しては、また買ってしまうという不思議な魅力と唯一無二のメカニズムと戦歴をもつバイクだと思います。これからも大切に維持していこうと思いました。
 冬越えし弱ったバッテリーでかけたためか、それまで純正CDIでツーリングもしていたKRがある日突然不動バイクになってしまいました。KRもCDIが絶版なんで壊れることが恐怖でした。不動になり困っている矢先メガスピード様にCDIを作って貰えることになりました。そしてKRに取り付けしたところウンともスンともいわなくなってしまったKRが何と息を吹き返しました。えもいえぬ喜びと安心を手に入れる事が出来たのです。
 そしてびっくりしたのはアイドリングがピタッと安定し、各気筒の排気一つ一つが力強くパンチが出た事です。点火系がバッチリになったのでキャブも再セッティングしようと思います。アフターフォローもしっかりしてるのでこれからも安心して乗り続けられます。これからもよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

~追記~
 その後調子良く使用させて頂いてます。キャブもリセッティングし益々快調です。今回ついでに冷却水交換したのですが、ラジエーターキャップにアクセスしやすくなり作業性アップしました。CDIが小型になった恩恵ですね。」(メールより引用)

  (島根県・T.O 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。ひとまず不動の状態から弊社CDIにより復活することが出来て良かったと思います。KR250はCDIを2個使用しており、それぞれに共通してエキサイタコイルでの発電が分配されている為、1個故障しても点火できなくなる場合があります。特に発売から数十年経過していることを考えれば、やはり突然の故障による不動は避けられません。
 今回弊社CDIで復活されたとのことなので、原因は純正CDIにあったと推測されます。アイドリングの安定と各気筒の排気の力強さが増したことについては、おそらく純正CDIが完全に故障する前の段階で、すでに不具合により点火が弱くなっていたのではないかと推測されます。
 メガスピード電子制御テクノロジーの特徴の1つに、可能な限りアフターサービスを実施させていただくことにあります。CDIに付随した故障診断、その他のご質問に対し、ユーザー様の相談窓口としてお話をおうかがいできるように体制を整えておくことが、弊社CDIに付加価値をもたらすものであると信じております。
 今後もより良い製品の開発・販売を継続していきたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。
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 追記をいただきありがとうございます。CDIが純正比で小さくなった点が整備性の向上につながったようで良かったです。ラジエターキャップとその中身は定期的に点検したいところですので、少しでも作業が楽になったようで何よりです。引き続きよろしくお願い致します。






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