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NS400R (NC19) 専用設計CDI  税込価格 89,800円
    適合車種:NS400R (NC19)

-----[MEGA-denshi製 NS400R専用CDIの特徴]-----------------------------------
1、完全カプラーONで純正CDIの位置に取り付け可能
 
⇒ NS400Rのカプラは特殊な形状ですが、MEGA-denshi CDIでは新品の端子およびカプラを使用しているので、インターフェイスである接続部も新品になります。これにより、リフレッシュされた端子でカプラーONでCDIを取り付けることが可能です。


2、全域で点火エネルギーを5%程度向上
 ⇒ 純正CDIでは点火に使うべき電気エネルギーを内部回路を駆動する為に消費しています。MEGA-denshi CDI はその分の電気エネルギーもすべて点火に使用することにより、全域で5%程度点火エネルギーが向上しています。これにより、低中速の滑らかさはもとより、特に高回転での過酷な点火状況でも、より強力なスパークが見込めます。


3、高回転でモデファイされた点火マップ

 ⇒ 純正をベースに高回転をわずかにモデファイし、パワーバンドにおける力強い加速を目指しました。


4、すべての部品を表面実装することにより、3気筒を1つにまとめコンパクトな造りになっています。
  ⇒ 純正のCDIの取り付け位置にそのまま設置することができます。
  純正よりコンパクトなので、熱い排気チャンバの付け根から更に外側に15mm程度CDIを離して設置することが可能です。
  また、トータルの重さも純正比で約30%の軽量化を実現しました。






5、タコメータやATCKコントロールユニットへの信号は純正と完全に同一
  ⇒ タコメータはCDIからの1番シリンダへの一次側イグニションコイル信号、ATCKはCDIからの2番シリンダへの一次側イグニション信号を利用していますが、それらの信号をすべて純正の波形形状と同一に設計してあります。したがって、タコメータやATCK等のデバイス側が正常であれば正確に動作します。


6、電子部品はすべて現行の新品で組立ています。また可能な限り車載規格をクリアした部品を使用しています
  ⇒ 新しい部品でリフレッシュできます。電子部品は厳しい条件であるAEC-Qxxx 準拠といった車載用を使用しています。
  半導体部品は10年経過したら劣化します。純正CDIは発売から数十年経過しているので非常に疲れた状態です。


7、販売後もサポートします。
  ⇒ ユーザー登録をしていただければ、一定条件のもと、1年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。


[取り付けについて]
 NS400Rの純正CDIでは直接バッテリ電源を使用していません。しかしMEGA-denshi製のNS400R-CDIは、内部IC等の電子部品を駆動するのに+12Vのバッテリ電源を使用します(正確にはCDI内部のレギュレータにより更にIC等の要求する電圧に落としています)。その為、イグニションONの時(アクセサリ電源)にCDIに+12Vを得られるように配線を引き出す必要があります。
 
このCDIセットには、カプラーオンでCDIに電源が供給できるように必要部品が同梱されているので、手順通りに取り付ければ簡単に電源をCDIに供給することができます。



 図はCDI+電源取り出しセットの内容です。CDI本体、電源取り出し用の分岐ギボシ、ヒューズホルダ、2Aヒューズになります。出荷時はヒューズを取り付け図の様に組み立てた状態で梱包します。

   
※配線被覆は行っておりませんので、ユーザー様が必要に応じて施工してください。


 次に取り付け例を示します。ここではCDIセットに付属するカプラーONキットを使用します。要はCDIにイグニションONで+12Vの電源が供給できれば良いだけなので、ご自身で電源が用意できる方、あるいはすでにアクセサリ電源のある方はご自由にお取り付けください。CDIから出ている(黄)の配線に+12Vを供給して下さい。


【取り付け手順】

手順1:最初にタンクを外し、純正CDIを取り外します。



手順2:純正CDIと同じ位置にCDI本体を取り付け、電源の配線(黄)を図の様にフレームの外側に出します。次に電源を取り出す配線(白/緑)を探します。CDI本体を図の様に結束バンドでフレームに固定するとベターです。



手順3:見つかりましたら、白/緑のギボシを外し、分岐ギボシを割り込ませます。白/緑のギボシは一般的なギボシに比べて若干細いので、分岐ギボシのメスギボシを少し潰して抜けにくく加工してあります。取り付け時に緩いようでしたら、更に潰して抜けにくくして下さい。



手順4:ヒューズをCDIの配線(黄)と分岐ギボシの間に設置します。右シートカウルが取り付けられるよう、綺麗に配線をまとめて設置完了です。

  ※ CDIの固定については、これでなければダメというものではないので、ユーザー様でご自由に設置して下さい。


[注意点]
 ・バッテリから直接+12Vを接続すると、イグニションOFFのバイクに乗っていない間にも微量ですが電流が流れている為、バッテリ上がりの原因となります。
 ・エンジン回転のレブリミッターはありませんので、回し過ぎにはご注意下さい。
 ・開発時はレッドゾーン直前までエンジンが吹け上がることを確認していますが、レッドゾーン以上は保証外となります。

 ・誤作動防止の為、抵抗入りプラグをご使用下さい。
開発段階で動作確認しているのはNGK-BR8ESのみとなります。
 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認の為、社外の強化コイルやホットワイヤー等は非適合となります。
  誤作動した場合、内部ICが損傷し、CDIが故障するおそれがあります。



[開発について]

 今回の開発では、純正CDIを忠実に再現し、プラスアルファの部分を追加するというコンセプトで始まりました。まず、なぜ純正CDIを忠実に再現することを目指したか、それはNS400Rが希少車種であることが最も大きな理由です。ほとんどの純正部品が廃番となっている状況下では、この車両をサーキットでガンガン走らせるという使われ方は稀有であり、大半は大切に維持したいという考えであると思います。したがって、MEGA-denshi としても、その様な方々に寄り添ったCDIを出すべきであると結論付けました。
 純正をベースにする利点は、エンジンに大きな負担をかけないこと、そしてチャンバ交換や、多少の改造があっても、純正CDIで正常に動いていれば、MEGA-denshi CDI でも同様に動くことが見込めることです。その上で、点火エネルギーをロスすることなく使い、高回転をわずかにモデファイし、更に3気筒分の本来2つあるCDIをコンパクトな1ユニットにまとめ、純正の取り付け位置にそのまま装着できるよう工夫しました。余計な後付けセンサーや、過度な進角、その他無意味な小細工は一切ありません。必要にして十分、それがMEGA-denshi のNS400R専用設計CDIです。

 NS400Rの発売が1985年ですから、すでに数十年経過しています。当然CDIも劣化しています。新品のNS400R専用設計CDIを供給させていただくことにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。


[バージョン情報]
 2021年--------------------------------------------------------------------------------
      2021.2.21 NS400R専用設計CDI ver.1.0 新発売   


-----[お客様の声]-----------------------------------
 ここではCDI装着後にいただいたお客様の声の中から、掲載に快諾していただいたものをご紹介します。修理の際に絶版部品で困っていた方、予備を兼ねた純正からの換装で性能がUPした方、色々なケースがあるかと思います。もちろんすべての方が同じような体感を得られるとは限りませんが、ひとつの目安としてインプレッション等を参考にしていただければ幸いです。


取り付け時に思ったのは、サイズが小さくなった事で、レギュレータまわりに空間的余裕が出来たな、という事でした。以前乗っていたRVFが真夏に熱でレギュレータがやられて動かなくなった事があったので、パーツ間の隙間が取れるようになったのは、熱対策面でのメリットですよね。
 
 取り付け後、高速道路、渋滞路、一般道などある程度のシチュエーションをこなしましたが、全く問題無く快適です。古いバイクなので、パーツが一つ新品になった、それだけでも気分が上がります。 

 CDI交換後は、すぐ「スムーズに吹け上がる!」と感じました。5000回転くらいまでの一般道で流れで走っている時の感触が、取り付け前の午前中に走ったときと比較すると、交換してから午後に同じルートを走らせたときの方が、明らかに滑らかな印象でした。また、7000回転を超えて回した時の加速はさらにスムーズで、初めて「あ、フロント浮くかも⁉︎」と慌てて前傾姿勢取りました。 

 NS400Rは、2ストとしてはおとなしいと言いますけど、自分としては、充分以上に強烈です。走らせての印象は人によって違うとは思いますが、個人的には非常に満足しています。不人気で台数も少ないと聞くNS400Rですが、このようなパーツ供給は本当に有難いです。ありがとうございました!!(メールより引用)


  神奈川県・F 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただき、ありがとうございました。CDIについて、まずサイズの小ささを挙げていただきましたが、ご指摘の様にレギュレータへの風通しがCDIのサイズダウンにより多少なりとも良くなる可能性は十分に考えられます。それと同時に、商品説明でも記載しましたが、2番チャンバの付け根から15mm程度純正CDIと比べて離すことができるので、CDI本体への熱の影響は少なからず緩和されるものと考えられます。

 走りに関しては、全域で純正比5%程度の電気エネルギーの増加に加え、内部の電子部品がすべて新品にリフレッシュされていること、そして小細工無しの、連続的な点火タイミングが良好な結果を生み出していると推測されます。特に7,000rpm以上の回転域では様々なテストを繰り返し、より2ストらしい強力な加速が得られるよう点火タイミングをモデファイしてあるので、その点が効いているのではないかと考えられます。

 発売から数十年、純正CDIも疲労していた可能性が高いと思います。エンジンの3大要素の1つである点火に大きく影響するCDIをリフレッシュし、気分もスッキリしたところで今後もライディングを楽しんでいただければ幸いです。このたびは本当にありがとうございました。



本日早速取り付けて試走しましたのでインプレッションを報告します。当方ノーマルチャンバー封印除去、ビッグキャブです。
ノーマルに比べ中回転からトルクが盛り上がり高回転はかなり力強く回り、軽くリフトアップします。ノーマルでは回転はあがるのですが加速につながってる感じが無いので驚きです! 6速3000回転からでもしっかり加速していきます。ノーマルの劣化が原因かメガスピード製の性能の良さかはわかりませんが、確実に良くなりました。私のはCDIを熱から遠ざける為にテールランプ上に移設してるのですぐ新旧交換して確認できるので間違いないです。

 今後買われる方のために移設用CDI延長コードキットやゴム製のホルダー(かなり大きさが小さいので)もあると良いかと思います。あと見えないチューンなのでステッカーとか付けていただけると嬉しいですよね。今までCDIが出ずに何台廃車や部品取りになったのだろうか。
今後も絶版車向けのCDIを是非頑張って作って下さい!(メールより引用)


  京都府・山口 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただき、ありがとうございました。まず走行性能についてですが、中回転からトルクが盛り上がり、高回転はかなり力強く回るとのことなので、小細工不要・開発時の狙い通りの効果が得られたようで非常に良かったと思います。その要因は、ノーマルの劣化+弊社CDIの効果の両方ではないかと思います。特にNS400Rの純正CDIは必ず経年劣化するアルミ電解コンデンサがかなり使用されている為、容量が抜けている場合はやはり点火タイミングのズレなど性能低下を引き起こします。その点、車載規格をクリアしている新品の電子部品が表面実装されているCDIに交換することにより、正確な点火が得られます。また、純正比で約5%程度電気エネルギーを増量して点火に使うことが出来ることも、シャキッとした感じが得られる要素であると推測されます。

 次に、CDIの設置位置についてですが、山口様の場合、リヤにCDIを移設することにより、熱的に条件の良い状態になっていることが分かります。開発時は純正の位置にそのまま設置することのみ考慮していて、この位置に取り付けされるとは思っていなかったので、とても参考になりました。こうしてユーザー様からご提案があれば、『カプラーONで純正CDIをリヤに移設するキット』の開発を検討する価値があると気づくことができます。これは今後の課題で、早めに取り組んでみるつもりです。

 最後に、ステッカーですが、やはりCDIは裏方のいわゆる黒子の様なもので、取り付けてしまえば車両外側からは分かりません。しかしご提案していただいた様に、弊社CDIのステッカーが貼ってあれば、弊社CDIをご利用していただいていることが分かるので、これも早いうちに取り組みたいと思います。

 今回いただいたインプレッションでは、主である走行状況以外にも、CDIを移設するキットの件や、ステッカーの件など、ユーザー様側の声をお聞きすることが出来て非常に開発の参考になりました。お客様のご要望に寄り添った製品開発を実施していきたいと思います。今後の開発をご期待下さい!このたびは本当にありがとうございました。



本日、御社のCDIを取り付けし、試走しました。
   ~車両の大きな変更点~
   ➀ ピストン:DMR-JAPAN レーシングピストン
   ② シリンダー:DMR-JAPAN ハイパワーシリンダー
   ③ マフラー:純正チャンバー(封印外し済)
   ④ サイレンサー:デイトナサイレンサー(分解できないので、恐らく古いタイプ⁇)

 高速等には乗らず一般道のみの走行のみになりますが、今まで純正のCDIをつけていたため(恐らくかなり古いもの)、アクセルのつきがかなり良くなっていました。400ccなので250などの2サイクルと比べると元からトルクはありますが、さらにどこからでも走れるような乗り味になりました。大変満足です。ありがとうございます。

 取り付けの画像も添付します。タイラップ1箇所では左右のグラつきが気になりましたので、2箇所で止めるようにしました。
※ヒューズの部分は少し曲げ過ぎているので、この後に少しゆとりを持たせ収納しました。

以上、今後ともよろしくお願いします。」(メールより引用)


  埼玉県・たまご 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただき、ありがとうございました。まず走行性能ですが、アクセルのつきがかなり良くなったとのことで、多少なりともプラスの面があって良かったと思います。また、”大変満足です”とのご感想をいただけたことは、開発者としての立場だけでなく、経営者としても、何より嬉しいお言葉です。今後も満足していただけるような商品を目指して開発に取り組んでいきたいと思います。

 次に取り付けについてですが、弊社取り付け説明書では結束バンド1本なのですが、固定し切れない場合は図の様に複数で固定されれば良いかと思います。ヒューズを含めた電源取り出し部についても、適宜コンパクトにまとめてサイドカウルに大きく干渉しないよう設置していただければ良いかと思います。

 保証期間も長いので、まずはライディングを楽しんでいただければ幸いです。こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。このたびは本当にありがとうございました。



この度はお世話になりました。本日早速取り付けして試運転しました。
 低速ではとてもスムーズで、ピーキーなところは以前より力強く感じました。
 今まで純正のCDIはいつ壊れてもおかしくない状態でした。
 これからの季節ドライブが楽しみになりました。とても満足しております。ありがとうございます。(メールより引用)


  福島県・H.K 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただき、ありがとうございました。商品到着してすぐにお試しいただいたようで嬉しい限りです。純正CDIを分解すると良く分かるのですが、アルミ電解コンデンサをはじめ内部部品はかなり劣化していると推測できます。そこが弊社CDIでリフレッシュされたことにより、同じ回転域でもスムーズに感じられたものであると考えられます。また7,000rpm以上は開発段階で乗り比べても純正より力強くなったと感じたので、その点を評価いただき良かったと思います。
 やはり一番の問題は、純正CDIはいつ壊れるか分からない、という一言に尽きると思います。それが新品になったことにより、今後も安心してドライブを楽しんでいただければ、開発したかいがあります。満足しているとのお言葉をいただき大変恐縮です。より良い製品の開発を目指し頑張りたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。



久しぶりに乗っての印象ですが、以前の状態から比べるとレスポンスの良さが段違いです!
 自分のような、たまにしか乗らないライダーでもはっきりと違いが分かります!
 走りだしの力強さも、少し怖いくらいです。
 これがNS400の本当の姿なんですね、これからもよろしくお願いします!(メールより引用)


  埼玉県・のもまさ 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただき、ありがとうございました。久しぶりに乗っても、以前よりレスポンスの良さと力強さの違いがはっきり分かるとのコメントをいただけたことは非常に嬉しく思います。発売当時から数十年経過しているCDIはやはり劣化しています。その度合いが顕著であればあるほど、新品の MEGA-denshi CDI に交換した際の効果が大きいかもしれません。
 NS400RはV型90度といった非常に動きの滑らかなエンジンです。素性の良いエンジンだからこそ、CDIに余計な小細工は必要ないと考えます。数々のインプレッションをいただくにつれ、改めてそれは正しかったのだと、結果が証明しているように思えます。たまにしか乗らないライダーの方々にも満足していただけるような製品を開発できるよう、今後も精進してまいります。このたびは本当にありがとうございました。







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