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NS400R (NC19) 専用設計デジタルATACコントローラ  税込価格 59,800円
    適合車種:NS400R (NC19)


-----[MEGA-denshi製 NS400R専用ATACコントローラの特徴]-----------------------------------
1、完全カプラーONで純正ATACコントローラの位置に取り付け可能
 
⇒ NS400Rの純正ATACコントローラの位置にそのままカプラーオンで取り付け可能です。
   


2、ソレノイド制御は純正と完全に同一
  ⇒ ATACを駆動するソレノイド制御はプルイン時間、ホールディング時のPWM制御は周期、duty比を含め完全に純正と同一となっています。これにより安全にソレノイドを動作させることが可能です。また、ATAC動作開始も7,500rpmと純正と同一になっており、違和感なく使用可能です。
   


3、イグニションONでソレノイド動作を確認できる!
  ⇒ イグニションON時に初回だけソレノイドをカチッカチッと2回動作させます。これにより、ソレノイドが正常であることを確認できるだけでなく、機関の固着防止対策にもなります。また250型1極端子(配線は紫)を外すことにより、初期動作をカットすることが可能です。好みに応じてお選び下さい。出荷時はカプラをつないであるので初期動作ONの状態となります。

カチッと鳴る時に引っ張りが完了し、その後ミューンと鳴っている間、ソレノイド保持の為にPWM制御しています。カチッと鳴る音は大きいですが、耳をすませばミューン音も聞こえるので、是非お試し下さい。


4、電子部品は車載規格をクリアした部品を使用しています
  ⇒ 新しい部品でリフレッシュできます。電子部品は厳しい条件であるAEC-Qxxx 準拠といった車載用を使用しています。
  半導体部品は10年経過したら劣化します。純正ATACコントローラは発売から数十年経過しているので非常に疲れた状態です。


5、販売後もサポートします。
  ⇒ ユーザー登録をしていただければ、一定条件のもと、3年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。


[取り付けについて]
 純正のATAC取り付け位置にそのままカプラーオンで取り付け可能です。


手順1:純正の取り付け穴を利用し、図の様に1か所ボルトで仮留めます。



手順2:コントローラ側の250端子(配線色:オレンジ)と車体側の端子(配線色:青)を接続します。図の様にコントローラ側の透明のカバーで車体側の黒カバーと端子を丸ごと覆います。



手順3:コントローラ側の黒い250型4極カプラと車体側の白いカプラを接続します。



手順4:黒の250端子1極カプラ(配線色:紫)は出荷時は図の様に接続しています。この状態は初期動作ONです。



手順5:カプラや配線を図の様にまとめて隙間に入れ、ATACコントローラ本体をしっかりと固定し、取り付け完了です。

  ※ ATACコントローラの固定については、これでなければダメというものではないので、ユーザー様でご自由に設置して下さい。


[注意点]
 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認の為、社外の強化コイルやホットワイヤー等は非適合となります。


[開発について]

 今回の開発では、純正ATACコントローラを忠実に再現するところから開始しました。まずソレノイドの動作に関しては、プルイン時間とホールディング時のPWM周期およびデューティー比を純正と同じタイミングにすることにより、正確な動作と安全性を両立させました。また動作開始エンジン回転も純正と同じく7,500rpmとし、違和感なく使用していただけるよう設計しました。

 次にプラスアルファとして、イグニションONでソレノイドを2回動作させ、実際に動くかどうか確認できる機能を搭載しました。ATACは7,500rpm以上で動作する為、その回転域ではエンジン音や排気音が大きくソレノイドの動作音を確認することは困難です。そこでイグニションONで動作音を確認できるようにしました。また、走行前に必ず2回動作させることにより、バルブを含めたATACの機械的な部位の固着防止をはかりました。250型1極カプラを接続した状態で初期動作ON、外せば初期動作OFFでイニシャルをカットできます。好みに応じてお選び下さい。

 ハードに関してはルネサス車載用CPUはもとより、駆動の要となるパワーデバイスや回路保護のバリスタ等も車載用を搭載し、安心安全を確保しました。耐久試験では10万回の動作をクリアしました。

 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。

 NS400Rの発売が1985年ですから、すでに数十年経過しています。当然ATACコントローラも劣化しています。新品のNS400R専用設計デジタルATACコントローラを供給させていただくことにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。


[バージョン情報]
 2022年--------------------------------------------------------------------------------
      2022.3.27 NS400R専用設計デジタルATACコントローラ ver.1.0 新発売   


-----[お客様の声]-----------------------------------
 ここではATACコントローラを装着後にいただいたお客様の声の中から、掲載に快諾していただいたものをご紹介します。修理の際に絶版部品で困っていた方、予備を兼ねた純正からの換装で性能がUPした方、色々なケースがあるかと思います。もちろんすべての方が同じような体感を得られるとは限りませんが、ひとつの目安としてインプレッション等を参考にしていただければ幸いです。



「前はエンジン始動時にATACが本当に作動しているのかわからなかったのですが、安心して乗ることができます!
また、ATACがしっかりと作動しているおかげでトルクフルなスタートと、暴力的な加速が楽しめました!
本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」(メールより引用)  
  埼玉県・のもまさ 様
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございます。今回の製品であるATACコントローラの特長はイグニションONでソレノイドを強制的に2回動作させる点ですが、そこを評価していただき良かったと思います。通常ATACの動作時である7,500rpm付近ではエンジン音や排気音がかなり大きいので、まず動作音を聞き取ることはできません。そこでイグニションON時に初期動作させることにより、静かな状態で動作音を確認できるようにしました。

 2ストにとって排気バルブは切っても切れない関係にありますが、その動作をしっかり制御することにより低回転から高回転まで力の出る領域を使うことができます。NS400Rの発売が1984年頃であることを考えれば、それから数十年経過している今、新しいコントローラでリフレッシュし、楽しいバイクライフを送っていただければ幸いです。このたびは本当にありがとうございました。





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