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*メガスピード第25回ツーリング 「2018年7月15日(日)」を開催しました!*



 メガスピード第25回ツーリングを2018年7月15日(日)に開催しました。何だかんだで開催回数も通算25回になりました。継続は力なりというのを実感します。参加者のお客様方には感謝でいっぱいです。

 このところ懸念されるのは暑さですが、この日も予想最高気温が37度とかなりヤヴァい感じでした。そのヤヴァい中、テンプターのお客様、NC700のお客様、XT250のお客様、GSR400のお客様、FZS1000のお客様、そして一番乗りでお越しいただいたZX-14Rのお客様と6名も集まっていただきました。


    ● メガスピードを出発 (AM8:50)
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    ● 圏央道の白岡菖蒲ICから高速を利用
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    ● 鶴ヶ島JCTで関越道を経由し、上里SAで休憩




 さすがに猛暑の影響か、いつもよりかなりバイクの台数が少ない状況でした。ここにたどり着くまでずっと風呂に入っているような感じでのぼせてしまったので、水分を補給しに自販機に向かいました。きっと皆さまも苦しかったと思います。




 ぎゃぁぁ~ 高速価格なのにお目当てのポカリは2つとも売り切れでした!!  仕方なく桃の何たら炭酸水を買って飲むことに。みな考えることは同じだなぁと思いながら歩いているとGSR400のお客様とNC700のお客様に遭遇しました。
「いやぁ~やっぱりこの暑さですから自販機のポカリは売り切れでしたよ。とりあえず甘いけど、これ買っておきました。」
「あれ~、レジの向こうにいっぱいありましたよ~。」
 NC700のお客様にそう言われて向うを見ると、遠くの壁側にジュースの棚があるじゃないですか・・・ すでに暑さで周囲を見渡す能力が低下してきているようです・・・




 気を取り直してしばらくこの涼しそうなベンチで皆さまと談笑していました。
「さすがに年に2回くらいはさ、つけるけどね。」
 とテンプターのお客様。皆びっくり仰天していました。何のことかと言うとカークーラーの話です。テンプターのお客様は年に2回くらいしかカーエアコン(クーラー)を使わないという猛者です。私なんかエアコンを抱っこして寝たいくらいクーラー大好き人間なので、テンプターのお客様が超人に思えます。でも結構エアコンの風が嫌いな人はいるものです。乾燥した風が嘘っぽいからかなぁ・・・ 扇風機ですらダメという方もいらっしゃるので、まさに人それぞれといったところですね。


    ● 上里SAを出発
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    ● 関越道の渋川伊香保ICで一般道へ
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    ● 国道17号、県道35号を経由し、途中のコンビニで休憩




 渋川伊香保インターから少し走りコンビニで休憩しました。この時点でかなりの暑さで体がおかしくなっていました。こりゃぁあかん。あがぁん。どうも胃腸も弱ってきているらしく、水でガバガバしてきているのであまり飲みたくない状態でした。ですので皆様と一緒に少し日陰で休んでいました。




 ふとバイクの色で思ったのですが、結構黒系の車体は暑そうです。逆に私のハヤブサは青が多用されているので、どこかしら涼し気に見えます(今部屋のクーラーに当たりながら文を書いているのでかなり余裕ですが、よくよく思い返してみると、当日は膝に吹いてくる1,300ccの熱風が強烈でした。バイクの色でどうこうなるレベルではなさそうです)。


    ● コンビニを出発
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    ● 県道36号を経由して、道の駅「中山盆地」でお昼休憩




 丘を越えてやってくると、そこは本当に景色の良い盆地です。暑さはどうしようもなかったですが、その分晴れで遠くの山々も見渡せる良い景観でした。駐車場から本館までの遊歩道も綺麗に整備されていて、遊具もたくさんあり、親子連れでも楽しめそうです。私たち一行はメインの建物内のレストランで昼をとることにしました。




 レストランは物産館の隅にあり、道の駅の規模に対してかなり小さい印象です。メニューの中に「盆地スペシャルPart2」なるものが! 何だかこのPart2という部分に心を揺さぶられ、スペシャルを注文してみました。Part2ということは、以前にPart1に相当するメニューがあったのかもしれませんね。

 席についてしばらく待って出てきたのがこちらのPart2です。3色そばになっていて、見た感じでは普通に完食できそうです。しかし実際はかなりの量がありました。

 そばは見た目は少なく見えても、食べてみると意外と物量があり、食べても食べても中々底が見えてこない状況でした。前に座ったFZS1000のお客様も同じものを注文されていたので、二人で苦戦しながら進めていました。隣のテーブルのテンプターのお客様のカレーはびっくりするほどの量で、これは無理だろうなぁという感じの特盛でした。「あれで普通のカレーみたいですよ。」とNC700のお客様。どうやらこのレストランは結構量が多いみたいです。




 外に出ると、出店があり、ジュースやお茶、肉類などを売っていました。おやじさんは、某有名レジャーランドの肉より美味しいんだよと力説していましたが、あまりの暑さにそれどころではなかったので、とりあえずお茶を買って後にしました。




 盆地と言うだけあって、周囲の山々が見渡せ、すごく気持ちの良い場所です。もうちょっと涼しければ最高だったんだけどなぁ。




 近くには田んぼアートが開催されていました。ぐんまちゃんは知っていたのですぐに認識できましたが、その他2匹? が良く分かりませんでした。今回のツーリングは途中でルート変更があったので、結果的にここを今回の目的地としました。そして暑い中、更なる涼を求めて山奥に向けて出発することにしました。




 お昼も食べて良い風景を満喫し、さぁ旅の続きだ、と駐車場に戻ると・・・




 なんと、前代未聞の出来事が! 写真を良く見て下さい! まさかこんなことになるなんて・・・





































 サイドスタンドの足元が!
























 
めり込んでる~!!!

 なんとGSR400のスタンドがアスファルトにめり込んでいました。倒れていなくてよかったね、という話になりましたが、ぬかるみでもあるまいし、まさかアスファルトにスタンドがめり込むとは想像もしていませんでした。
この異常なまでの暑さで緩くなってしまったのでしょうか・・・
NC700のお客様のスタンドもめり込んでいたので、もしかすると良くあることなのかもしれません(私は初めて見ました)。写真では撮りませんでしたが、FZS1000のお客様はタンクに傷がついていて、しょんぼりしていました。どうやらタンクバックの取り付け部に挟まった小石が引っ掻いた様です。ワンオーナーなのでショックも大きかったのかもしれません。しかしこの後も結果的にもう一個傷ができてしまいました。タンクバッグも強烈な加速で少しズレてしまったのかもしれませんね。


    ● 中山盆地を出発
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    ● 国道145号、県道55号の「暮坂峠」を経由して草津のコンビニで休憩




 お昼を食べてからは暮れ坂峠を含め一気に草津まで駆け抜けました。そしてここで限界を迎えました。




 遠くに見えるNC700とFZS1000は少し景色が揺らいでいたので地面は相当暑かったと思います。とにかく暑さで気持ち悪くなり、かなりイケナイ状態になりました。他のお客様方に体調を尋ねると、何とか大丈夫ということでした。自分一人かなりダメージを受けている様です。かつてビーフラインへツーリングに行った際にあまりの腰痛で帰れないかもしれないという状態に陥りましたが、その時と同じくらい”これ以上運転したらアカンかも”という感じになってきました。


    ● コンビニを出発
          ↓
    ● 国道146号を経由して北軽井沢のコンビニで休憩




 北軽井沢のコンビニで休憩しました。




 ちょうど右半分にテンプターが入り込む構図になりました。


    ● 北軽井沢のコンビニを出発
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    ● 県道54号「二度上峠」を経由して道の駅「くらぶち小栗の里」へ




 お馴染みの二度上峠ですが、今回は北軽井沢側から倉渕側へ通りました。途中ではガードレールの向こう側に首のもぎれたZZR-1400が潰れていて、身が引き締まりました。が、しかし峠を下ってしばらくすると暑さで再び頭がぼんやりしてきました。そしてウインカーを消し忘れていたらしく、GSR400のお客様にご指摘いただきました。すみませんです。




 そこで道の駅「くらぶち小栗の里」にたどり着くと、とにかく冷やせ!ということで、売店にあったアイスの実を食べました。しかしそれでもまだ火照りはとれず、やむなくソフトクリームを注文し、更に水を飲みました。が、ここでまたやってしまいました。手元が狂ったのか、フラついて全く意図せずグラスにぶつかって、水を全部こぼしてしまったのです。もうダメダメだわ~と思っていると、向かいに座っていたGSR400のお客様がすぐにテーブル拭きを持ってきて拭いてくれました。本当にすみませんです。
(ソフトの写真を撮ってる場合ではありませんでした💦)

 しばらく休んでから何とか正気を取り戻し、地蔵峠を経由して再び松井田妙義インターに向かいました。



    ● 「くらぶち小栗の里」を出発
          ↓
    ● 松井田妙義ICより上信越道へ
          ↓
    ● 藤岡JCTを経由して関越道の嵐山PAで解散




 帰りは嵐山パーキングで解散となりました。こちらを見ているXT250。古いバイクですが良く走ります。総走行距離はメガスピードを起点、終点として約340km程度でした。今回のツーリングでは後半に頭がボーッとしてしまい、先導車としては少し気を付けなければならなかったと思います。その他数ある反省点を再度見直し、次のツーリングにつなげていきたいと思います。予想最高気温37℃という猛暑の中、参加していただいた方々、本当にありがとうございました。


※峠道の写真等の一部は事前に下見に訪れた際に撮影しておいたものです




  ☆ポイント
     良かった点:体調不良に陥った方がいなかったこと(主催者を除く)。
     反省点  :猛暑での長距離のツーリングは控えること。



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 今回のツーリングでは暑さが厳しかったということもありますが、それ以上に自分のバイクのフィーリングが思わしくなかった点が問題でした。まず第一にいわゆる「インジェクションのドン突き」と呼ばれる現象です。パーシャルから少しでもスロットルを開けるとドカンと意図した以上に瞬間的に加速してしまうのです。初期型のインジェクションモデルはこの様な個体が多く、制御の問題であると言われています。2002年以降のドン突きの改善されているハヤブサと乗り比べるとその差は一目瞭然で、あまりの違いにショックを受けるレベルです。峠では旋回動作もかなり多く、そこでドン突きにやられると姿勢が不安定になり、かなり危険な状態に陥ります。それを防ぐ為にリヤブレーキで車体をコントロールしようとするわけですが、やり過ぎるとベーパーロックを発生させます。長年耐えてきましたが、いよいよ我慢の限界に達しました。

 次に、クラッチのフィーリングが悪くなってきた印象がありました。走行距離も4万キロに近づき、徐々にキレが鈍くなってきた感じがします。そしてエンジン下部からの共振の様な振動音が大きくなってきたことです。まだ詳しく見ていないので原因は不明ですが、エンジン本体は一度分解整備しているので、それ以外で発生している可能性が高いと考えらえます。

 想い出の詰まった初期型ハヤブサですが、ダメになってきた感が出てきました。一番の大きなストレスはインジェクションのドン突きです。ツーリングの先導車は余裕をもって安全に走らなければなりませんし、何よりまず気持ち良く乗りたいものです。さぁどうする、次なるバイクにシフトするのか、はたまたストレス解消となる手段を探るのか!? あくまで規制なしの350km/hメーターに拘るのか!? どうするハヤブサ、どうなるハヤブサ!

                      
次号、乞うご期待!!






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