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*メガスピード第19回ツーリング 「2017年11月12日(日)」を開催しました!*



 メガスピード第19回ツーリングを2017年11月12日(日)に開催しました。題して「渋滞を避けつつ晩秋の上州を楽しむ」です。先月10月のツーリングは台風の影響で中止になったので、今回はその分も含めてストレス発散という形になりました。

 まずはこれを見て下さい。雨で一週間延期した前回のツーリング予定日10/22(日)の降水確率は何と一日中100%!! 100%って・・・言い切っちゃって大丈夫? 自信ありかよ。とか何とか予報を見ながら独り言です。



 そして迎えた当日の朝。
「最近の天気予報は中々やるよるわい!」
 そう、この100%により、去る10/22(日)は雨天中止となったのです。そして待つところ数週間。今月もまたツーリング予定日が近づいてきました。さぁ今回の天気予報はどうでしょうか。


 頼むよ~ 晴れてよ~


 晴れます様に。
お願いダーリン!

 どうかどうか、晴れます様に。

 





 そして前日深夜12時過ぎ・・・













 ハニィ。
ということで、予報を信じて眠りにつきました。そして朝。見事な晴れです。

 久々の快晴にワクワクしながら工場に入り、ツーリングの服装に着替えようとすると、シャッターの外から図太い4気筒の排気音が聞こえました。おっ、来たなぁ~と思いシャッターを開けると、まぶしい朝日に照らされてZX-14Rの若者が立っていました。そう、14Rのお客様は前日に電話で参加表明されていたのです。嬉しい限りです。一番乗りだったので、店内で少し待っていただくことにしました。
 
 そして今回はスペシャルゲストを迎えることになりました。実はその前の日に仕事で電話する機会があり、「行けたら行くよ。」という話になっていました。まぁ可能性は半々くらいかなぁと思っていましたから、2ストのパラパラした音と共に現れたのは嬉しかったです。NS250Rに乗って姿を見せたのは、いつも親切にしていただいている同業者様。付き合いは長くも一緒に走るのは初めてなので楽しみにしていました。

 毎回お世話になりますサベージ650のお客様やFZR250Rのお客様、そしてテンプターのお客様がそろったところで時間となり、予定通りAM8:50に私を含めて6名でメガスピードを旅立ちました。今回は日光方面を予定していたのですが、紅葉による混雑が予想されたので北軽井沢方面に変更しました。目的地は国道沿いにある「瀬戸の滝」です。以前下見に訪れた際、たまたま発見した滝です。皆様にもこのいきなり滝が出現する驚きを共有していただきたいと思いました。


    ● 当社メガスピードを出発 (AM8:50)
          ↓
    ● 圏央道の白岡菖蒲ICから高速を利用
          ↓
    ● 鶴ヶ島JCTで関越道を経由し、上里SAで休憩






 お馴染みの上里SAですが、台風などで雨ばかりだったせいか、いつもに増してバイクが多い感じでした。まさに秋晴れという言葉がピッタリなほど空は青かったです。今回初参加のZX-14Rですが、さすがに溢れんばかりのパワーでもっていく加速は、私のバイクより速い!と感じました(う~ん、旧型じゃダメなのか~)。NS250Rの同業者様も元気いっぱいに走っていました。近くに来るとパイィィンと音がするのですぐに分かります。追い越されるとかなり甘ったるいイケナイ感じのガスを吸わされました。
 サベージ650のお客様やFZR250Rのお客様、そしてテンプターのお客様がそろったところで休憩となりました。私は早くも腰が痛くなってきました。ZX-14Rのお客様は元気そうです。
「いや~今日は良い天気で良かったですね。結構走りましたが、疲れは大丈夫ですか?」
 傷み始めた腰をさすりながら私が聞くと、
「全然大丈夫です。」
 とニッコリ余裕のZX-14Rのお客様。良い笑顔です。若いなぁと思いながら私も笑いました。腰の痛みで少し顔が歪んでいたかもしれません。NS250Rの同業者様は結構風にあおられたようでした。確かに今日は風が強い感じですが、私はそれほど影響を感じなかったので、2スト250の軽量ボデーと大型重量級の安定感に差が出たのかもしれません。


    ● 関越道藤岡ジャンクションを経由して上信越道へ
          ↓
    ● 上信越道「松井田妙義インター」で降り、国道18号沿いで給油・休憩




 松井田妙義ICを降りて国道18号沿いのガソリンスタンドで給油し、向かいのコンビニで休憩しました。こうしてみると、レプリカブームのバイクはカラフルだなぁとしみじみ感じます。FZRも良いですが、NS250Rのデザインはもう何だか郷愁という感じがします。これもまた偶然ですが、何と松井田妙義ICの手前でNS250Fというネイキッドタイプのバイクが走っていたのです。私たちは追い抜いて行ったので、瞬間的にNS250RとFが2017年11月に意図せずそろったのです。OFF会や狙って集まったものではありませんから、かなりのレアケースではないでしょうか。
 そして松井田妙義ICの料金所先で皆がそろうのを待っている間、何とNS250Fが再び我々の前を通り過ぎたのです。もう偶然この2台がそろうことは、今後二度と無いでしょう。


    ● 国道18号から県道33号へ
          ↓
    ● 県道33号「地蔵峠」を経由し、県道406号沿いの道の駅「くらぶち小栗の里」でお昼休み (PM11:30)


 紅葉シーズンでしたが、地蔵峠は誰もいなくまさに貸切状態でした。ですのでライディングは楽しめたと思います。そして麓の道の駅「くらぶち小栗の里」でお昼にしました。「くらぶち小栗の里」はツーリングで昼をとるのは2回目です。前回は座れないくらい混んでいましたが、もうシーズンは終わったのか、結構空いていました。
 私が選んだメニューはもちろんうどんです。寒くなってくるこの時期、やはりうどんは良いですね。ですがチョイスは「かき揚げ冷やしうどん」です。今日は比較的暖かかったので、ちょっとヒンヤリしたものが欲しい感じでした。オーダーしてちょっと待っていると早くも私のうどんが出来上がってきたので、お先に失礼させていただきました。今日は空いていたのでほどなく皆様の分もそろった感じです。ヘルメットを脱いでいるこの時間は貴重な体力回復タイムです。ここまでで130km程度は走っています。初参加のZX-14Rのお客様に「疲れは大丈夫ですか。」と聞くと、「ええ、まだ大丈夫です。」と笑顔でした。むむむ・・・ 若さが違うな。
「俺たちなんかさぁ、もう節々が痛いよね。」とNS250Rの同業者様。
「いやぁもう腰も首もヤバいですよ。」と私。NS250Rの同業者様は久しぶりに長距離を走ったようで結構疲労が溜まっている様でした。


    ● 道の駅「くらぶち小栗の里」から県道54号を経由して二度上峠へ
          ↓
    ● 二度上峠を越えて北軽井沢に入り、交差点そばのコンビニで休憩




 二度上峠はかなり長く険しいところですが、何とか皆無事にクリアすることができました。さすがに北軽井沢です。一気に寒くなった感じで、道路沿いの温度計には8℃と表示されていました。この辺りは冬は雪で覆われてしまいバイクでは走行できないので、走り納めといった感じになりました。

 北軽井沢交差点付近のコンビニに着くと、NS250Rの同業者様の表情がかなり険しくなっていました。
「大丈夫ですか、結構疲れてる感じですが・・・」
「腕がビリビリ体中が痛くて辛いよ~。このポジションが俺を攻撃してくるよ~。」
 相変わらず面白いことを言うなぁと思いながら、私も自分の疲労の心配をしました。
「ここってどこなの?」と続けてNS250Rの同業者様。
「北軽井沢ですよ。もうすぐ目的地です。」
「軽井沢って・・・何気に結構遠くまで来ちゃったよね?」
「うん。結構遠くまで来ましたね。」
 メガスピードのツーリングではこの辺りは何度も来ているので慣れていますが、あまり北軽井沢に来たことが無い人は遠く感じるかもしれません。

 そろそろ疲れも溜まってきているはずだと思い、ZX-14Rのお客様に聞いてみると、
「いや、まだまだ大丈夫です。」
 とまさかの余裕でした。若ぇっす。基礎体力が違い過ぎる・・・ すでにボロくなった我が身をかばいながら、気を取り直して再び目的地を目指して出発しました。


    ● 国道146号「日本ロマンチック街道」を経由し国道144号へ
          ↓
    ● 国道144号沿いの目的地「瀬戸の滝」へ


 北軽井沢の交差点から国道146号に入り、そのまま北上しました。非常に見通しの良い直線が続き、景色も走りも楽しめる良い道路だと思います。何せ「日本ロマンチック街道」ですから。そのまま国道144号を経由してスムーズに目的地の「瀬戸の滝」へとたどり着くことができました。




 見て下さいこの滝を。国道の脇の崖からいきなり滝が姿を現しています。何も知らずに初めてここを通過したときは、驚いて引き返したくらいです。観光地でも滝は結構上らなくてはたどり着けない場合が多いのですが、この滝は国道の脇にいきなり出現するので気軽に楽しみたい方にはお勧めです。国道を快適にドライブしながら窓から滝が見えちゃうみたいな感じです。もちろんバイクだと更にダイレクト感があり、横見たら壁から滝で、水しぶきを浴びたよ、という唐突さが体感できます。




 色々写真を撮っていると、「正面からは見れるけど、斜めの角度からは中々見られないから、これ撮っておいた方が良いんじゃない。」とテンプターのお客様。そうです、この滝は真横からアクセスできるので、斜めに落下しているアングルで滝が楽しめるのです。滝も十分撮ったので、皆で記念撮影しました。




 ちょっと体が痛かったけれど、今回は初参加の14Rのお客様や、スペシャルゲストをお迎えしていつもとは違った楽しさのあったツーリングとなりました。




 瀬戸の滝の脇には説明が書いてあります。近くに来た際には是非立ち寄ってみて下さい。


    ● 国道144号から国道145号を経由し、国道406号「草津街道」へ
          ↓
    ● 草津街道から県道58号、県道28号、県道35号を経由し、コンビニで休憩


 瀬戸の滝で折り返し、帰りは「草津街道」を経由して渋川伊香保ICに向かいました。



 画像は夏に撮影したものなので緑いっぱいですが、今回通ったときは茶色の世界になっていました。夏に下見に行った際には工事個所がありましたが、すべて終わっていて路面が綺麗に舗装され、非常に走りやすくなっていました。街道となっていますが、まぁ草津側はほとんど峠です。




 峠を越えてしばらくのどかな道を走り、その先のコンビニで休憩しました。おかしい、14Rを際立たせたいのに、どうしてもNS250Rが目についてしまう。そしてFZR250R。やはりバイクは白ベースにど派手なカラーリングが目立つのでしょうか。
 皆もそろそろ疲れが溜まってきているはずです。私はすでに腰痛と首が限度を超えてきたので痛み止めを飲み、帰りの高速に備えました。さてさて、14Rのお客様はどうでしょうか。
「今日は結構走りましたけど、疲れは大丈夫ですか?」
「ええ、まだ大丈夫ですよ。」

 
わっきゃ~い!

 おれが・・・ ぶっ壊れているのか?・・・
と思いましたが、隣でNS250Rの同業者様がくたびれているのを見て安心しました。


    ● コンビニを出発し県道35号から国道17号、そして渋川伊香保インターへ
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    ● 高崎ジャンクションを経由し、北関東道に入り出流原パーキングで休憩




 北関東道は若干混んでいたものの流れは途切れなかったので、比較的スムーズに出流原PAまでたどり着くことができました。ここでお腹が空いてしまい、自販機で唐揚げポテトをオーダー。サベージ650のお客様も同様だったので、二人でおやつを食べていました。

「さすがに少し疲れが出てきました。」と14Rのお客様。いやいや十分ですよ。若ければ回復も早いし。夏に仕事をご依頼いただいた当初から一貫して礼儀正しい好青年です。仕事させていただいたのは別の30年物の古い2ストですが、若者が古いバイクの構造を理解しようとし、一生懸命勉強する姿には感心させられます。


    ● 北関東道から岩舟ジャンクションを経由して東北道へ
          ↓
    ● 羽生PAで解散


 羽生パーキングに着く頃は少し薄暗くなっていました。



 しかし、真っ暗になる前に解散できたのは良かったと思います。今回はもう少し遠回りするルーティングでしたが、草津街道を越えたところで予定を変更し、早く帰れるように修正しました。結果的に酷い渋滞になる前に羽生PAまでこれたのと、寒くなる前にここまで戻れたので良かったと思います。
 今回は非常にスムーズにツーリングをこなすことができ、大きな反省点もなく、それぞれの帰りの無事を願って解散となりました。私は疲労が溜まっていたので、しばらく休んでから帰ることにしました。






 石段に座って休んでから工場に帰ってくると、走行距離はメーター読みで391kmでした。前回は500kmやってしまったので、良い感じで短縮できたと思います。今回は紅葉観光による渋滞を避けたルーティングをしましたが、ライディングを楽しむことができて良かったと思います。本当は紅葉を見に行こうかと思ったのですが、わざわざ混んでいるところに走りに行っても仕方ないと考え直しました。もともと走ることを目的として始めたツーリングですから、初心に帰った形となりました。


※峠道の写真等の一部は事前に下見に訪れた際に撮影しておいたものです




  ☆ポイント
     良かった点:紅葉見物による渋滞を避けたルートで走りを楽しめたこと。
     反省点  :今回は特筆して反省することがなかったので良かったと思います。



         *            *            *            *      



 今日は比較的暖かかったのですが、羽生PAで解散してから初めて「寒い」と感じました。緊張が解けたのか、気温が下がったのか、あるいは疲れで体力が低下しているからか、とにかく寒くなりました。何か温かいものを飲もうと自販機に行くと、真っ先に『おしるこ』が目に入りました。何となくディスプレイが綺麗だったのです。




 「おしるこ」なんてかなり久しぶりな感じがします。子どもの頃、母が良くこの「おしるこ」を飲んでいました。私はそれほど好きではありませんでした。お餅が入っていないし、甘ったるいし、そもそも缶ジュースなどあまり買ってもらえませんでした。

 そんな「おしるこ」のボタンを押しました。半分ジャケ買いです。何だかこのピンク色がやけにうまそうに見えたのです。出てきた缶はぬるく、あまり温まっていない感じでした。中身を振ってカパッと開け、そっと飲んでみました。やっぱり、今でもあまり美味しいとは思えませんでした。もうひと口飲んで、フッと息をつき遠くを見ると、ちょうどあの頃の自分と同じくらいの子どもが団子の様なものをかじりながら母親と歩いていました。

 おしるこか・・・ あれから一体何年経ったのだろう・・・

 考えたらうちの一番上の幼稚園児ももうすぐ小学生です。私も段々当時の母の年齢に近くなってきました。そりゃぁ年取るわけです。自分の体力の無さと腰痛は自覚しているつもりでしたが、若者と一緒に走って改めてそれを痛感しました。毎日が早過ぎて、いつの間にか増えていく実年齢に意識が追いついていけない感じがします。

 今回思っている以上に自分の体力が低下していることを認識できたことは大きな収穫です。まぁ玄関開けて仕事場まで10歩くらいだったら、運動不足になるのも仕方ないですよね・・・ 今後そのあたりをテコ入れできれば良いかなと考えています。

 いや待てよ、この前もそんなこと言ってウォーキングマシン買ったじゃないか。最後にやったのって・・・ いつだっけ?





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