2サイクルエンジンのオイルポンプ吐出量の測定について(原動機の型式:J201) |
【整備車両】
RG250EW (GJ21A) RG250Γ(ガンマ) Ⅰ型 推定年式:1983年 参考走行距離:約18,600km |
【不具合の状態】
エンジン回転が5,000rpm付近で引っかかり,スムーズに吹け上がらない状態でした. |
【点検結果】
この事例の車両はお客様が個人売買で購入され,メガスピードにて各所総合的に分解整備を承ったものです.
オイル廻りの整備一式を承ったなかで,オイルポンプの吐出量測定を行いました.
目的は,焼き付きを回避する為現在オイルポンプの吐出性能がどのくらいあるかを把握しておくことと,
それによるオイルの吐出量に合わせたオイルワイヤの引き具合,
すなわちオイルポンプのレバー開度調整の目安を見極めること,
そして同時に行ったキャブレータのオーバーホール【overhaul】(分解整備・精密検査)と合わせて,
エンジンの回転不良を解消することです.
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