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R1-Z (3XC) 3XC1 [2]




エンジンのかかりが悪くなり、走行後数百メートルでエンストするという症状に陥っていた車両の状態を点検している様子です。まずは基幹であるエンジンの状態を調べました。約700kPaという数値ですが、R1-Zとしてはマニュアルの標準的な値なので少なくとも2次圧縮は良好であることを確認しました。



点火時期のずれた排気音を聞き取れたので点火系統の異常と判断し、各部コイル類から点検測定を開始しました。



オシロスコープを使用して点火系統各部を点検測定している様子です。



図はピックアップコイルの波形です。同様にして点火系統で得られるすべての個所の波形を調べました。



各部点検後、プラグキャップを再度締め直し、確実にプラグに取り付けた様子です。



整備完了後、一般道で試運転を重ね、最終的に高速での試運転も実施しました。図はPAでの休憩所ですが、再始動も容易であり、その後も状態は良好でした。



試運転後に取り外したプラグの様子です。入庫時はススだらけで湿っていましたが、整備後は正常に焼けていました。点火系統に全く不安なく走行できるようになったことを確認して整備を完了しました。



R1-Z (3XC) 3XC1 [2]
45PS/9,500rpm 3.7kg-m/8,500rpm 乾燥重量:133kg









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