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GSX1100S 刀 (GU76A) GSX1100SY KATANA(カタナ)ファイナルエディション [1]




長年保管されているうちに不動に陥ったということで、再生のご依頼を承りメガスピードにて点検整備を開始した様子です。



電装、点火系統やエンジンの状態を点検する為に、まず新品のバッテリに交換した様子です。



10年近く動かしていないエンジンだったので、まず圧縮測定から入りました。4気筒とも1200kPa前後と、非常に良好であることが確認できました。



次に点火系統の点検を実施しました。静止状態でも10年程度経過すれば、イグナイターの構成部品である半導体は劣化します。ですので、まず火花から確認しました。末端でスパークしていることが確認できました。



不動期間が長い為、燃料系統の詰まり等の確認の為、車体からキャブレターを取り外した様子です。



キャブレターのオーバーホール(分解洗浄・精密検査・再組立)を実施している様子です。
まずボデーの各部を洗浄し、内部のポートがすべて貫通したことを確認した様子です。



ドレンブロックおよびフロートチャンバを点検洗浄した様子です。
フロートチャンバはスタータジェットの貫通を確認し、ドレンブロックに堆積していたガソリンのカスを除去しました。



ドレンブロックに新品のOリングを取り付けた様子です。この部位はファイナルエディション特有の機構です。



ドレンブロックをフロートチャンバに取り付けた様子です。



ドレンブロックに点検洗浄したドレンボルトを取り付けた様子です。



点検洗浄・表面研磨したニードルジェットホルダをキャブレターに取り付けている様子です。



点検洗浄・表面研磨したメインジェットおよびジェットシート、パイロットジェットをキャブレターに取り付けている様子です。



点検洗浄・表面研磨したパイロットエアジェットをキャブレターに取り付けた様子です。



点検洗浄・表面研磨したスタータプランジャを取り付けている様子です。



点検洗浄・表面研磨したスタータプランジャ、スプリング、ホルダおよびブーツをキャブレターに取り付けた様子です。



点検洗浄・表面研磨したパイロットスクリュをキャブレターに取り付けている様子です。Oリングは新品に交換してあります。





新品のフロートバルブフィルタ、Oリング、フロートバルブシート、ニードルバルブの様子(上)、およびそれらを組み立てた様子です。



フロートバルブシートをハウジングに取り付け、新品のスクリュで固定プレートをキャブレターに取り付けた様子です。



新品のフロートを新品のピンでキャブレターに取り付けた様子です。



予め点検洗浄・組み立ての完了しているフロートチャンバをボデーに取り付けた様子です。



次にキャブレタートップの整備を行います。図はダイヤフラムやジェットニードルの状態を点検している様子です。



ジェットニードルを新品のサークリップを使用してダイヤフラム・ピストンバルブに組み付けた様子です。



整備の完了した4番キャブレターの様子です。同様に1番から3番まで整備します。



各ブラケットなどを点検清掃した様子です。



1番2番の連結部および3番4番の連結部の燃料パイプを新品に交換した様子です。



2番3番の連結部の燃料パイプを新品に交換した様子です。燃料ホースやクリップも同時に新品に交換しました。



1番2番の連結部および3番4番の連結部のエアベントホースジョイントおよびホースを新品に交換した様子です。



1番から4番まで整備の完了した各キャブレターの様子です。これからブラケットを介して連結します。




連結されたキャブレタ―にスタータプランジャへのブラケットを取り付けた様子です。また、負圧ホースも新品に交換しました。





オーバーホール(分解洗浄・精密検査・再組立)の完了したキャブレターの様子です。



エアクリーナボックスとキャブレタ―間の新品のゴムパイプおよびリングの様子です。



新品のパイプをエアクリーナボックスに取り付けリングで固定した様子です。



4気筒分のゴムパイプを新品に交換した様子です。



インシュレータを4気筒分新品に交換し、整備の完了したキャブレタ―をエンジンに取り付けた様子です。



新品のエアクリーナ、フィルターASSYの様子です。取り外したものは劣化で触っただけで崩れてしまったため、新品に交換します。

この車両のエアフィルターは、周りがスポンジで中がエレメントになっています。



新品のエアクリーナ、フィルタASSYをボックスに取り付けた様子です。



約10年振りにエンジンを始動し、同調調整を行っている様子です。



完全に固着していたリヤブレーキ周りをオーバーホール(分解洗浄・精密検査・再組立)しています。

図はキャリパを分解洗浄している様子です。



ピストンシールのハウジング上部の裏側も、ミラーを使用して完全にゴミを除去して腐りを取り除いている様子です。



新品のピストンシールをハウジングに取り付けた様子です。

ピストンは錆により摺動部のメッキがめくれて段差が生じていた為、新品に交換します。



シリンダに新品のピストンおよびダストブーツを取り付けた様子です。



左右のキャリパ合わせ目のシールも新品に交換します。



オーバーホール(分解洗浄・精密検査・再組立)の完了したリヤブレーキキャリパの様子です。



経年劣化しているリヤブレーキマスターシリンダを新品に交換します。
図は新品のマスターシリンダASSYの様子です。



経年劣化していたリヤブレーキフルードリザーバタンクASSYを新品に交換します。



新品のリザーバタンク内部の様子です。新しいブレーキフルードを入れエア抜きを実施しました。



整備の完了したリヤブレーキマスターシリンダ周りの様子です。



整備の完了したリヤブレーキキャリパ周りの様子です。





GSX1100S 刀 (GU76A) GSX1100SY KATANA(カタナ)ファイナルエディション [1]
95PS/8,500pm 8.6kg-m/4,000rpm 乾燥重量:232kg









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