トップページツーリング


*メガスピード第32回ツーリング 「2019年11月10日(日)」を開催しました!*



 メガスピード第32回ツーリングを2019年11月10日(日)に開催しました。台風の影響で2回連続で中止になったので、6月以降5か月ぶりの開催となりました。今回は7名の方にお越しいただきました。久々ですが、みなさまお元気そうで何よりです。もう11月で寒くなってきますし、日も短くなってくるので、比較的近場の秩父方面に行先を決定しました。


    ● 弊社メガスピードを出発 (AM8:50)
          ↓
    ● 圏央道の白岡菖蒲ICから高速を利用
          ↓
    ●鶴ヶ島JCTから関越道へ、そして東松山ICで一般道へ




 東松山ICを降りて県道172号を進み、コンビニで休憩しました。自転車もたくさん集まっていました。きっとこのスカイブルーが引き寄せたのでしょう。すごく気持ちの良い天候でした。




 ここから先は、雷電山、松郷峠、関東ふれあいの道、そして道の駅みなのへと一気に進むので、十分に休憩をとることにしました。11月でしたが、寒さを感じることなく、非常に快適なライディングでここまで来ることができました。


    ● コンビニを出発、雷電山、松郷峠を経由
          ↓
    ● 県道11号を経由し、県道361号から県道82号道の駅「みなの」でお昼休憩




 雷電山の道は舗装状態が良く、比較的走りやすいと言えます。ブラインドコーナーが多いので気を付けなければなりませんが、楽しく走ることができます。そしてそのまま松郷峠を越え、東秩父へ。




  県道361号を上っていくと牧場がありますが、その手前で左折。頂上付近は視界が広く、遠くに東秩父の街が見えます。晴れた日はすごく見晴らしの良い場所です。




 更にそのまま皆野方面を見ると、この様な下りの大パノラマが広がっています。天空のポピーが開催されている時期は渋滞しますが、それ以外は非常に走りやすい場所です。そのせいもあってか、センターラインにキャッツアイが次々と設置されています。4輪は踏んでも衝撃があるだけですが、2輪の場合は転倒するおそれがあるので、かなり慎重にならないといけません。




 峠を下ってからは県道82号を走破し、道の駅みなのまで駒を進めました。見て下さい、この澄み切った空を。どこまでも続く大気の青さ、これだけでライダーは笑顔になります。ツーリングをやるようになってからというもの、本当に週間天気予報を良く見るようになりました。




 食事を予定していた「レストハウスみなの」ですが、あろうことか閉まっていました! ん、でも待てよ、書き入れ時の日曜しかも昼に閉まるなんてことはないはず! そう思ってよく見ると、11時開店とありました。時計を見ると、何と我々は10:50という異例の早さで到着していたのです。何度も訪れている道の駅ですが、初めて開店前に着いてしまいました。

 少し待って皆で中に入ると、早速注文に入り、料理が来るのを待ちました。ここは定食もあるのですが、やはりお勧めは「カツカレー」です。もう何度もここでカツカレーを食べているのですが、何と言いますか、家庭で食べるようなカレーの味がするのです。それがとても美味しくて、私としてはカレーでは最もお勧めできるスポットです。

 その右上に置いてあるのは湯呑みですが、グラストラッカーのお客様が入れてくれたお茶です(毎度すみませんです。。。くたびれてテーブルに腰掛けてました💦)で、ヤバいなヤバいな~と思いながら、全部飲んでしまいました。特に冬場のライディングは冷えて「近くなる」のでかなりヤバイです。しかし今回のルートでは比較的短い距離に休憩があるので大丈夫だと思い、いってしまいました。

 前回は食べるのに時間がかかりましたが、今回はスルスルと口に入っていき、あまり皆様をお待たせすることなく食事を終えることができました。ってか、最近噛む回数減ってね? と自問自答してしまいます。ガツガツしているのか心に余裕が無いのか・・・ いや、深みにはまるので考えるのはやめましょう。

 今日はスケジュールにかなり余裕があったので、食事後も少しゆっくりすることができました。




 外ではみなさまバイク置き場で談笑されていました。そこにグラストラッカーのお客様が、食堂と隣接する農産物直売所でミカンを買ってきて皆に配っていました。グラストラッカーのお客様はお菓子を多めに買って分けてくれたり、そんなところが優しいというか、気遣いのある方だなぁ思います。私なんかは、もうちょいその辺が敏感になれればと思うのですが、難しいですね。というわけで、私もひとついただき食べてみました。

 ミカンというと、どうも少年期の冬を思い出します。どの家庭も冬と言えばミカンだと思いますが、80年代後半の我が家もそうでした。こたつに入りながら正月に良く食べた記憶があります。多分小学3年生くらいだったと思います、調子に乗って食べ過ぎたら、とんでもないくらいに腹を壊して一晩中苦しんだ覚えがあります。それ以来、ミカンが怖くなってあまり食べなくなりました。







    ●道の駅「みなの」を出発し、国道140号を経由して県道82号へ
          ↓
    ●県道82号沿いの「四萬部寺」へ




 いつもは普通に通り過ぎる県道82号沿いのこの場所ですが、実はここには秩父の札所一番「四萬部寺」があります。少し高い位置にあるのと樹木に覆われているので外から本堂を見ることができません。ですので余程興味が無い限りは通り過ぎてしまうのです。




 駐車場の脇にはこの様に四萬部寺の説明看板があります。




 入口はこの様な感じです。




 正門から入るとすぐに右側には紅に染まったもみじが迎えてくれます。




 

 おみくじがあったらしく、グラストラッカーのお客様とサベージ650のお客様がともに「大吉」をひきました。私はおみくじは一回もやったことが無い(凶とか出ちゃったらどうしようと思い怖くてやれないです💦)のですが、これなら幸先が良さそうですね!
あ~、誰ですか~「この腰抜け野郎」と思ったのは。むむむ、誰にも「腰抜け」何て言わせない!

 ・・・と言いたいところですが、粋がるのは災いの元です。彼の様になったら嫌なので、腰抜けを受け入れましょう。
え、彼って誰ですって? そりゃぁもう、彼って言ったら彼ですよ。ほら、デロリアンの”彼”ですよ。最後は学習しましたけど。




 境内のあちらこちらで紅葉が始まっていました。午後のやわらかな日差しに包まれ鮮やかな色になっていました。



 本堂の裏は散策できる道が整備されていて、歩いて駐車場まで行くことができます。私は下見の際は良く分からずに、駐車場からこちらの歩道を通って本堂に逆コースで来てしまいました。

 BMWのお客様と一緒に散策すると、英霊が祀られていたり、寺の歴史の古さを知る手掛かりがありました。今ある自分の自由は先代が苦労して作り上げてくれたのだなと実感します。

 これからこの世はどうなってしまうのか。変化の激しい時代ですが、流されずに、ブレずに、信念を貫いていきたいと思います。





    ●札所一番「四萬部寺」を出発し、関東ふれあいの道へ
          ↓
    ●県道11号を経由し、道の駅「和紙の里」で休憩




 今回は都合により、和紙の里で記念撮影となりました。BMWのお客様は和紙の里は初めてだということなので、来て良かったと思います。それぞれ何か食べていたようで、私もソフトクリームをいただきました。またかよ!?と言われそうです💦 またなんです。


 しばらく皆でベンチに座って談笑していましたが、グラストラッカーのお客様が珍しいものを買ってきました。「タモギダケ」というもので、私は初めて見ました。すごい色です。シールには「黄金タモギ」と書いてあります。何だかこれも縁起が良さそうですね!


    ●道の駅「和紙の里」を出発し、松郷峠へ
          ↓
    ●県道172号を経由し、コンビニで解散




 和紙の里からしばらく走り、今回は東松山ICに入る前に、コンビニで解散となりました。下道で帰るお客様、高速で帰るお客様、それぞれにちょうど良い分岐点のようになったと思います。私は疲れでヤバくなる前に帰りたかったので、高速を使うことにしました。




 解散後、私は途中までZX-14Rのお客様と一緒に帰りました。ですが、予定外の圏央道の菖蒲パーキングで急遽休憩となりました。と言うのも、首の痛みが限界にきていたからです。前傾もそうですが、加速のたびに首がもってかれるので、それもかなり苦痛の原因になっていると思います。ベンチに座ってカプチーノを飲みながら、ZX-14Rのお客様と少し休んでから帰りました。
 圧倒的な速さで周りを蹴散らす出力のあるハヤブサ。そのパワーに魅せられて長年一緒に歩んできました。これからも共に進んでいけるよう、色々考えなければいけない時期にさしかかっているのかもしれません。


※峠道の写真等の一部は事前に下見に訪れた際に撮影しておいたものです


  ☆ポイント
     良かった点:2回連続で中止となったものの、やっと晴天に恵まれたこと。
     反省点  :今回はとりわけ目立った失敗は無かったように思います。



         *            *            *            *      



 その日の夕方は研究に没頭しようと、ベランダに腰掛けてKR250のCDIを解析していました。すると一番下の3歳が遊んでいたショベルカーを放り投げて、興味深そうに基板をのぞき込んできました。
「おとちゃん何やってんの~?」
「う~ん、今ね、バイクの部品を分解しているんだよ。」
 3歳は不思議そうに眺めていました。
「ふーん、おとちゃん、頑張ってね~。」
 そう言うと、3歳はまた忙しそうにショベルカーで土を掘り始めました。

 子どもらの相手をしたあとに、いつも思うのです。自分はこの子たちに誇れるエンジニアになっているのかと。誇れる父親になっているのかと。
 今年は会社内に電子部門である”メガスピード電子制御テクノロジー「MEGA-denshi」”を立ち上げました。CBR250Rターボの燃料制御や追加機能の為に開発したECUを始め、様々な試作品を作り、市販品としてのCDIも開発・供給を開始しました。テクノロジーの進歩に終わりはありません。今後さらに、より良い製品を作ることが出来るよう、技術の研鑽に努めていきたいと思います。





Copyright © MEGA-speed. All rights reserved