エンジンのメカニズムを学ぶのであれば、車もバイクも基本は同じです。そうであれば一般ユーザーにとっては軽くて安全なバイクの方が整備技術を身につける上で適しています。
車の下廻りはリフトがなければ整備することができない上、リフトの下に潜るということは、常に1トンを超える重量物の下敷きになる可能性があるということです。毎年リフトからの落下事故が発生していることからも、あえて危険な場所で作業する必要はありません。それにリフトを備えるのは難しい方が大多数だと思います。
それに対してバイクはメリットがたくさんあります。エンジンそのものも人間一人で脱着できるサイズですし、車の様に潜らなくてもあらゆる部位を整備できます。構成部品が小さいので、何から何まで機械設備を使わず自分一人でできます。またエンジンがかからなくても移動できますし、場所も車に比べれば微小なスペースで済みます。これらの理由からバイクは整備を学ぶ上で最適だと考えます。
(バイクの整備性のメリット)
➀ エンジンそのものが軽量なので設備を使わず1人で分解できる
② エンジンがかからなくても手で押してバイクを移動できる
③ 整備スペースが少なくて済む
④ 車のように持ち上げて潜らなくて済むので安全性が高い |
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