トップページ代表の個人的なページ詩【poem】



―― 血を吐くまで勉強しなきゃ ――


血を吐くまで勉強しなきゃ

肩越しに あなたは笑いかけました 

私は苦笑いして ただその場が過ぎるのをひたすら祈りました

先に大学を卒業して大企業に就職したあなたの姿が

受験生の私にはとてもまぶしく見えたのです

そんなことに卑屈になる必要などどこにもなかったことは

随分大人になってから知りました


あれから幾星霜

あなたを無視できるほど

私も成長したと思うのです

ですからあなたが今どこで何をしているのか

私には全く気にならないのです






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