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スズキ 55 セルペット M31 (M31) [1]




不動に陥っていたエンジンの2次圧縮を測定した様子です。50年以上経過している車両ですが、950 [kPa] 程度あり、非常に良好です。



キャブレターをオーバーホール(分解洗浄・精密検査・再組立)する為にエンジンを降ろした様子です。この車両はフレーム内部にキャブレターが格納されてしまう為、密室になりこの様にしないと脱着不能です。



細部まで洗浄したキャブレターボデーおよびフロートチャンバの様子です。



点検洗浄、そして真鍮部品の研磨の完了したキャブレターボデーの様子です。古くこげ茶になっていたパイプがゴールドに輝いています。



汚れていたメインジェット、パイロットジェット、ニードルジェットホルダ、フロートバルブシートを洗浄した様子です。これもすべて焦げ茶になっていましたが、ゴールドに光るまで手入れしました。



点検洗浄の完了した各ジェット類をキャブレターボデーに取り付けた様子です。



点検洗浄したフロートを取り付け整備の完了したフロートチャンバ内部の様子です。フロートも当時ものですが、浮き沈みの点検を単品で実施したところ、経年にもかかわらず正常でした。



エアジェットやスロットルストップスクリュ等を取り付けオーバーホール(分解洗浄・精密検査・再組立)の完了したキャブレターの様子です。



整備の完了したキャブレターをエンジンに取り付けた様子です。これからキャブレターと一緒にエンジンをフレームにマウントします。



エンジンを車体に取り付け始動した様子です。



スロットルストップスクリュおよびエアスクリュでアイドリングを調整している様子です。



エンジンはかかったものの点灯しない各保安部品を点検している様子です。



ウインカーリレーを新品に交換し、切断していた配線をつなぎ直したり、キーシリンダの導通を調べている様子です。配線図が存在しない為すべて点検して配線を起こしています。



完全にボデーアースがダメになっていた為、ソケットに直接端子を取り付け電流の戻り側を設置した様子です。



ボデーアースおよびストップランプスイッチの配線をつなぎ直して点灯するようになったブレーキランプの様子です。



ホーンスイッチが完全に修復不能なレベルに錆びて崩れていた為、新品のスイッチを設置する為にホルダを溶接して作成し、取り付けた様子です。



ハンドルに新しいホーンスイッチを作成したステーを介して設置した様子です。



稀有な55です。偉さが違います!



整備の完了した車両の様子です。



試運転を実施している様子です。





セルペットが誕生したのが1964年頃。ちょうど日本初の高速、名神高速が運用され始めた時期です。

背景は21世紀も20年近く経過してからつながった夢の圏央道。

不思議な組み合わせができました。



スズキ 55 セルペット M31 (M31)  [1]
4.5PS/7,000rpm 0.5kg-m/5,000rpm 車両重量:56kg








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