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SEROW225-1KH0 (1KH) 専用設計 デジタル進角CDI+電源取り出しカプラセット  税込価格 69,800円
    適合車種:XT225 SEROW (1KH) 1KH0    純正品番:1KH-85540-M0 互換

-----[MEGA-denshi製 SEROW225-1KH0専用設計デジタルCDIの特徴]-----------------------------------
1、アイドリングの安定化
 
SEROW225は全モデルで4サイクル空冷単気筒エンジンなので、アイドリング時のエンジン回転の変動が大きいのが特徴です。純正CDIではわずかにアイドリングが上昇すると、進角補正が入り、更にアイドリングが高くなりやすい傾向にあります。そこでMEGA-denshi CDI では、アイドリング時のわずかな回転変動では進角領域に入らないよう、定点点火をわずかにワイドバンドにし、そのエリア内であれば安定した燃焼を実現、アイドリングの安定化を狙った仕様になっています。


2、純正ベースの安心安全な点火マップ

 図はMEGA-denshi CDIの点火タイミングを示したものです。まずアイドリングと示された領域が純正よりワイドバンドになっていて、前述の様にアイドリングの安定化を狙っています。
 次に、最大進角度とそれに至る過渡期の進角領域ですが、ほぼ純正と同じ点火タイミングにすることにより、安全性が確保されるだけでなく、マフラー交換等の仕様変更があっても、純正CDIと同様の乗り味が得られるようになっています。


3、高性能CPUをはじめ、すべての部品を表面実装することにより、デジタル制御ながらもコンパクトな造りになっています。
  ⇒ CPUは車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの製品を使用しています。
  取り付けも純正のCDIの取り付け位置にそのまま設置することができます。


4、電子部品はすべて現行の新品で組立ています。また車載規格をクリアした部品を使用しています


 図はSEROW225-1KH0の純正CDIを解析する為に、内部を露出させたものです。1KH0純正CDIでは、寿命のあるアルミ電解コンデンサが非常に多く使用されていることが特徴です。これらの容量が経年により減少してくると、点火タイミングに狂いが生じたり、正常な点火ができなくなります。
  ⇒ 新しい部品でリフレッシュできます。MEGA-denshi CDI に使用されている電子部品は、厳しい条件であるAEC-Qxxx 準拠といった車載用を使用しています。電子部品は10年経過したら劣化します。純正CDIは発売から数十年経過しているので非常に疲れた状態です。


5、販売後もサポートします
  ⇒ ユーザー登録することにより、一定条件のもと、1年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。


[取り付けについて]
 SERWO225-1KH0の純正CDIでは直接バッテリ電源を使用していません。しかしMEGA-denshi製のデジタルCDIは、CPUや周辺に実装しているICを駆動するのに+12Vのバッテリ電源を使用します(正確にはCDI内部のレギュレータにより更にCPUやICの要求する電圧に落としています)。その為、イグニションONの時(アクセサリ電源)にCDIに+12Vを得られるように配線を引き出す必要があります。
 
このCDIセットには、カプラーオンでCDIに電源が供給できるように必要部品が同梱されているので、手順通りに取り付ければ簡単に電源をCDIに供給することができます。

     
 図はCDI+電源取り出し分岐ギボシセットの内容です。CDI本体、電源取り出し分岐ギボシ、ヒューズホルダ、2Aヒューズになります。出荷時はヒューズを取り付け図の様に仮組みした状態で梱包します。取り付けの際には、各配線を根元まで確実に接続して下さい。

   
※配線被覆は行っておりませんので、ユーザー様が必要に応じて施工してください。


 次に取り付け例を示します。ここではCDIセットに付属する分岐ギボシを使用します。要はCDIにイグニションONで+12Vの電源が供給できれば良いだけなので、ご自身で電源が用意できる方、あるいはすでにアクセサリ電源のある方はご自由にお取り付けください。CDIから出ている(黄)の配線に+12Vを供給して下さい。


手順1:最初に右サイドカバーを外し、ウインカーリレーとCDI本体を取り外します。次にMEGA-denshi CDI を純正の固定バンドを利用して、そのまま純正CDIの位置に取り付けます(わずかに外形が大きいですが、図の様にゴムに本体が収まります)。



手順2:白の2PカプラはCDI側、車体ハーネス側、ともに同形状なので、そのまま接続します。次にギボシを2本接続しますが、図の様に赤(オス)と黒/赤(メス)、橙(メス)と橙(オス)の同色を接続します。オスとメスで明確に分かれています。

ギボシ配線接続
MEGA-denshi CDI側 ギボシ 車体ハーネス側 ギボシ
(オス) /(メス)
(メス) (オス)



手順3:CDI側の特殊形状ピンと車体側の緑の2Pカプラを接続します。黒のピンはカプラの黒の配線側に接続、緑のピンはカプラの茶の配線側に接続します。差し込みがかなり強固なので走行中に外れる可能性は低いと考えられますが、絶縁ビニルテープなどで固定すればベターです。


注意する配線接続
MEGA-denshi CDI側 ピン 車体ハーネス側 緑の2Pカプラ



手順4:電源をリヤブレーキスイッチから取り出します。リヤブレーキスイッチへ接続されている2本の配線のうち、茶色の配線のギボシ接続を外し、分岐ギボシを割り込ませ、分岐ギボシとCDIへの電源線(黄)の間にヒューズボックスをギボシ接続します。



手順5:配線の接続などを確認し、最後に配線をまとめて取り付け完了です。

  ※ CDIの固定については、これでなければダメというものではないので、ユーザー様でご自由に設置して下さい。


[注意点]
 ・バッテリから直接+12Vを接続すると、イグニションOFFのバイクに乗っていない間にも微量ですが電流が流れている為、バッテリ上がりの原因となります。
 ・エンジン回転のレブリミッターはあえてプログラムしておりませんので、回し過ぎにはご注意下さい。
 ・開発時はマニュアル値での最高出力発生回転数までエンジンが吹け上がることを確認していますが、それ以上の回転域の動作は保証外となります。

 ・誤作動防止の為、NGK抵抗入りプラグをご使用下さい。その他のプラグでは動作未確認となります

 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認の為、社外の強化コイルやホットワイヤー等は非適合となります。
  ⇒ 誤作動した場合、内部ICが損傷し、CDIが故障するおそれがあります。



[開発について]
 SEROW225-1KH0すなわちデビューモデルの初期型に関して、不具合のあるCDIを解析していくと、エンジンがかかるものの進角せずにBTDC9°に点火時期が固定されてしまっているケースが多いことが分かりました。本来正常なCDIであれば2,000rpm程度から進角し始めるところを、7,000rpmになってもBTDC9°のままであれば点火時期が遅れ過ぎてパワーが出ないのも無理はありません。この様な事態に陥っている大きな原因として、多用されているアルミ電解コンデンサの容量抜け、劣化等が考えられます。

 MEGA-denshi CDI はそこをリフレッシュすべく、優れたルネサスCPU制御により、正確な点火タイミングを確保、ロスなく点火コンデンサを充電させることにより、損失していた点火エネルギーを蘇らせるよう設計されています。

 今回の開発は、弊社の熱意を汲み取っていただいた初期型セローのオーナーの方から、「他の初期型セローの方の役に立てるのであれば是非」とのことで、ご自身の車両を開発車両としてご提供いただき、実現しました。この場で改めて感謝申し上げます。

 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。

 SEROW225-1KH0の発売が1985年頃ですから、すでに数十年経過しています。当然CDIも劣化しています。新品のデジタルCDIを供給させていただくことにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。


[バージョン情報]
 2021年--------------------------------------------------------------------------------
      2021.4.25 SEROW225-1KH0 (1KH) 専用設計デジタル進角CDI ver.1.0 新発売   


-----[お客様の声]-----------------------------------
 ここではCDI装着後にいただいたお客様の声の中から、掲載に快諾していただいたものをご紹介します。修理の際に絶版部品で困っていた方、予備を兼ねた純正からの換装で性能がUPした方、色々なケースがあるかと思います。もちろんすべての方が同じような体感を得られるとは限りませんが、ひとつの目安としてインプレッション等を参考にしていただければ幸いです。


「嬉しすぎて遠回りして出勤しました。この1年弄るばかりでほとんど乗れなかったので、乗る時間を増やしたいのが本音です。そう思えるのもCDIを開発していただいたおかげです‼️」(Facebook page より引用)

こんにちは。今、オフロードコースに来ているのでレポートです。CDIがしっかり点火してくれて安心して走れます。
高めのギアでもストールせずエンジンが粘ってくれるので、チェンジ回数少なく楽チンです。
アクセルをワイドオープンしても、もたつくことなくスムーズにフケ上がります。
オフロードを楽しむのにちょうど良い感じです。
(Facebook page より引用)

「こんにちは。泥んこ遊びの後は高圧洗車機を使いますので、貴社のCDIもドロドロになりますが、
何の問題もなく動作しています‼️」(Facebook page より引用)


  大阪府・中島 孝 様)
[MEGA-denshi]
 3度にわたり、ご感想、インプレッションをいただきありがとうございます。当初CDIの開発スケジュールにはセローはリストアップされていませんでしたが、中島さまにきっかけを作っていただき、開発することができました。解析用に中古のCDIをご提供いただいたり、色々ご協力いただきありがとうございました。この場で改めて感謝申し上げます。

 調子が出ないということで送っていただいた1KH0の純正CDIを検証したところ、本来進角して点火時期を早めている領域でも全く進角せず、全域でアイドリング時と同じBTDC9°になっていました。この状態だと全体的にモッサリした感じでチカラが出ない状況に陥ります。つまり、不調だった一番の原因はCDIの故障による進角不良であったと結論付けられます。

 オフを楽しんだ後は高圧洗浄などで清掃されることもあるかと思いますが、CDIケース内部は防振・防水対策として樹脂で固めてある為、おそらく直接CDIを水洗いしても大丈夫なのではないかと思います。オフは泥水や振動がオンロードより過酷なので、その点を意識して内部処理を検討しました。ガンガン使っていただきたいと思います。

 今回、弊社の新しいCDIを取り付けていただいたことにより、発進時にはすでに進角している状態なので、低回転からエンジンの粘りが復活したのではないかと考えられます。長い間レストアされていた車両とのことなので、最後の1ピースをはめる為のお役に立てたようで嬉しく思います。もちろんバイクは整備する楽しみもありますが、やはり最終的には乗って楽しいと思えることが大切だと考えます。その為にも絶版CDIの開発を継続して頑張っていきたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。



こ製作頂いたデジタルCDIを受け取ったあと、やっとまともに走らせる機会がありましたので、感想を書かせて頂きます。
結論から先に書きますが、「素晴らしい」です。以下、箇条書きで失礼します。

モノ自体について:
車体側には一切手を加えること無く取り付けできることが、大きく評価される点だと思います。
車体側の配線をそのまま使用できて、本体を収める場所も純正そのまま、本当によく作り込まれていて、きれいに収まることに感心しました。

始動性:
1週間ほど未稼働の状態でのコールドスタートでも、キック2~3回(チョーク使用)で掛かりますので、指導性はとても良いです。
走った翌日だとキック1~2回(チョーク使用)でエンジンが掛かり、数回のブリッピングのあと、チョーク無しでアイドリングが自律してくれます。
排気音が少し大きくなったと感じます。

走行(走り出し):
全く違和感無く走り出しました。
ほんの僅かにアクセルを煽ったりする場面(アクセルワイヤーが張ってピストンバルブが動き始めた辺り)で、純正CDIだと新品で試しても息継ぎのような状態になって、ほんの一瞬爆発が不安定になります。
このデジタルCDIでは、そのような不安定さの改善を感じます。(火が強い?)
走り出して数百メートルくらい先の信号で停まると、すでにアイドリングは安定しています。

走行(高回転):
エンジン始動から2kmほど走ったあと、高回転まで引っ張ってみたところ、きれいに回転が上昇します。
純正CDIよりも明らかに鋭い吹け上がりで、トルク感があり車速がグイグイ伸びます。
エンジンが温まったあと、クローズドにてトップギアでアクセル全開にしたところ、メーターを振り切りました。

走行(低回転):
エンジンが十分に温まった状態で、極低回転での走行を試しました。素晴らしく回転が安定しています。
舗装された路面で、ギヤを1速に入れアイドリングのエンジン回転で小さく8の字を描いてみました。
(フルロックターンが上手に出来ないので(笑)、瞬間的/部分的にロックに触るくらいのレベルの8の字です)
エンジン回転がとても安定していて走りやすく、それが精神的な安心に繋がり、苦手であるロック状態を積極的に試すようになりました。
少し走行抵抗が増すであろう柔らかい土の路面でも同様に試しましたが、この安定感は変わりませんでした。
(参考:前後スプロケ、舗装路15/45、未舗装路15/48)

クロスカントリーEDにて:
前日から続く雨による、完全マディな山中のコース。
そのような状況下でも使用に全く問題無いどころか、純正CDIでの使用感を凌いでいます。
磨かれた粘土のような路面の滑る登りで勢いが足りず、低速低回転に陥ってもなおリヤタイヤにトラクションを掛け続けようとする場面では、低回転での点火の安定が効いてエンストせずに粘ってくれました。
その他の場所では、自身の下手な運転のせいでエンストとエンジン始動を何度も強いられましたが、始動性の良さを明らかに実感しました。
転倒によるエンストのあとの再始動でも、キック一発で掛かることもあり、始動性の良さに本当に助けられました。
他に面白かったのは、バイクがかなり倒れている状態(自分の足がバイクと地面と挟まって倒れない角度(笑))でも、アイドリングし続けていたことです。
これまでの経験だと、純正CDIではそのような状態下でエンストしてしまうので、デジタルCDIでは純正CDIよりも火が良く(強く?)飛んでいるのかなと感じました。

個人的には、セロー225の魅力とは、軽量な車体(特に初期型)、低いシート高、低いギヤ比の1速を使った極低速走行の楽しさとトルク感、高速道路も使える排気量、おとなしい外見、さらに初期型では当時の外車に見られたレゴラリータの雰囲気、その辺りに集約されるかなと思っています。
今回製作叶ったデジタルCDIによって、「極低回転でのエンジン回転の安定」、「高回転域での元気の良さ」がともに良くなり、セロー225の魅力がさらに高まった、そう感じます。

これからも初期型セロー225(1KH)を楽しめそうです。今回のご対応、本当に有難うございました。
(メール より引用)

  茨城県江橋 孝生 様)
[MEGA-denshi]
 このたびは詳細かつボリュームのあるインプレッションをいただきありがとうございます。また、雰囲気が分かりやすいように配慮された画像もいただき恐縮です。ツーリングもオフもなんでも楽しめるという状況が良く分かります。
 
 まずCDIの本体外観について、何とかカプラーONを目指し設計しました。どうしても入手不可のカプラについては、説明欄の通り、端子を接続することにより実現しました。またCDIケースも純正のゴムバンドをそのまま使える様に配慮しました。そのあたりを評価していただき、良かったと思います。

 次に始動性についてですが、CPUがエンジンがかかり安定したことを認識するまでの間は無理な点火時期の変更その他不規則な状況にならないようソフトウェア設計を行いました。始動後すぐに制御は外れますが、安定感につながったのではないかと思います。

 そして走り出しについては、クラッチミートして車両が走り出すであろう回転域ではすでに進角がある程度進んでいて、もたつくことの無いようなタイミングにしてあることが多少なりとも功を奏したのではないかと思います。高回転においては、エンジン保護の為純正の点火マップをベースにしながらも、スムーズな吹け上がりを実現できるようソフトウェア設計を行いました。デジタル制御により、純正のアナログ制御より滑らかなフィーリングになっているかもしれません。トップギヤでメーターを振り切れればかなり調子が良いのではないかと思います。ひとつだけ注意する点は、CDI本体にはリミッターを設けていないので、機械的限界までエンジンが回ることです。ですので、回し過ぎには気を付けていただきたいと思います。

 今回江橋さまに色々評価していただいた低回転および極低回転ですが、この部分はかなり開発の段階でテストし、点火タイミングや点火コンデンサの見直しなど、色々な要素を仕込んでおきました。開発にあたり、この辺りの回転域のトルクがわずかにでも増えれば嬉しいとのご希望をいただいておりましたので、そのあたりが少しでもプラスになっていれば、色々盛り込んだかいがあります。

 本CDIの開発に際し、開発車両としてお持ち込みいただけたことに何より感謝申し上げます。江橋さまのご協力が無ければ成しえない案件でした。最後に、私の心に深く響き、開発車両としてお預かりすることを決意した言葉で締めくくりたいと思います。

 『開発中の故障や事故のリスクはあるでしょう。しかし自分は、そのリスクを踏んでもなお、まだ全国に生き残る初期型セローたちが、これからも元気に走れるようになることへの貴店の取り組みに協力したいと思います。』



「無事に商品も届き取り付けました!  中々試運転ができなかったのでメールできませんでしたが昨日試運転しました。
パワーもありスピードも出ます💨 やはりCDIがダメだったみたいです。バッチリです👍 ありがとうございました😊
また何かありましたらよろしくお願いします。
」(メール より引用)
  北海道・M.S 様)
[MEGA-denshi]
 インプレッションおよび画像をいただきありがとうございます。お問い合せいただいた際は、エンジンが止まったりパワーが出なかったりする症状に陥っているとのことだったので、MEGA-denshi CDI によりそれらが解消して良かったと思います。
 パワーが出ないのは恐らく進角不良でBTDC9°で固定されてしまっていたからではないかと推測されます。また、エンジンが止まるということだったので、点火エネルギーそのものが弱くなっている、あるいはアイドリング時の点火タイミングが不安定になっていたからではないかと考えられます。
 いづれにしても、ガソリンをきちんと燃焼させるための火種が弱ければ、正常な燃焼による出力を得ることが難しいので、新品のCDIで良い結果を出すことができて良かったと思います。古い車両ですが、誰もが名車にあげるSEROWなので、今後もたくさん乗っていただければ幸いです。このたびは本当にありがとうございました。



「CDI装着後のご報告です。2回ほど短時間ではありますがツーリングした所、始動時も走行時も特に問題はありません。
以前のノーマルCDIでは、信号待ちで急にアイドリンクが高くなるなどの不安定な所がありましたが解消されました。

吹け上がりも問題なくスムーズです。純正のキャブレターではなくPWK28に変更していますが、そちらとの相性も良い感じではあります。

以前にも増してレスポンスも馬力も上がった感じになりこれからセローに乗るのが楽しみになりました。
末永く大事にしていきたいと思います。」(メール より引用)

  大阪府・K.S 様)
[MEGA-denshi]
 今回は1RFというYSP仕様の車両についてのお問い合せでした。開発段階で1RFについての適合は確認していませんでしたが、お客様の方でCDIの品番をはじめ、点火に必要な電装類は1KH0と1RF0で同じであるとのことを調べていただけました。その上で色々検討し、お試しいただく運びとなりました。
 結果として、正常に動作しているようで良かったと思います。各部をリフレッシュされながら乗られていたとのことなので、点火系統でもお役に立てて嬉しく思います。信号待ちで急にアイドリングが高くなるのは、CDIの劣化により進角開始時期が不安定になり、ふとした拍子に進角モードに入ってしまうことによります。MEGA-denshi CDI ではその点を明確に区分することにより、アイドリング時は定点点火による安定した燃焼を実現しています。レスポンスも馬力も上がった感じとのことなので、正確な進角領域の点火タイミングが効いているのだと思います。乗るのが楽しみと思えることは本当に大切なことです。これからも末永く乗っていただきたいと思います。
このたびは本当にありがとうございました。



「<取付>
純正とさほど変わらず、配線も簡単ですぐに装着できました。CDIの収まり良く、全く問題ありません。

<始動>
最近毎日乗っているせいもありますが、だいたい1~3キックで始動します。アイドリングは安定しており、規則正しい排気音で非常に安心感あります。

<加速>
スロットル開度と加速が非常にリニアといいますか、開ければいい加速で開けなければじわっと加速します。当たり前なのかもしれませんが、恐らく純正よりスロットル調整しやすく、引っ掛かりなくスムーズで全くストレスが無いです。

先日、初めて猿ヶ島という未舗装の道路を走りましたが、舗装路しか走ったことがない自分は怖くてエンジン回転を上げられずエンスト手前のソロソロ走行しかできませんでしたがエンジンがちゃんと粘ってエンストはしませんでした。やはり調子いいバイクは楽しく、今後も長距離ツーリング等安心して行けそうです。御社CDIが手に入れられて本当に助かりました。ありがとうございます。」(メール より引用)

  神奈川県・丸山 一人 様)
[MEGA-denshi]
 1RF・YSP仕様の車両でのご利用につき、正常に動作しているようで良かったです。詳細なインプレッションと画像をいただきありがとうございます。まず取り付けについてですが、すぐに装着できたとのことで安心しました。ちょうど純正と同じくらいの形状にすることができたので、設置場所は問題なくフィットしたのではないかと思います。
 次にアイドリングについてですが、故障しているCDIだと定点点火できず、かなり不規則な点火になりエンジンがばらつきます。その点、安心感がある様な規則正しい排気音がしているとのことなので、正常に動作していると判断できます。また加速についてですが、進角移行時や高回転部では純正をベースにしながらも、なるべく滑らかに、それでいて力強い伸びを狙いました。ストレスが無いとのことなので良かったと思います。
 最後に粘りですが、CDIの要である点火用コンデンサの容量を見直し、トルク増大を狙いました。この辺りを体感として評価していただけたのではないかと思います。調子の良いバイクは本当に楽しいものです。古い車両ですが、大切に乗り続けられるようお役に立てて光栄です。このたびは本当にありがとうございました。





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