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RG500Γ/RG400Γ (HM31A/HK31A) 専用設計 デジタル進角CDI+電源取り出しカプラセット  税込価格 59,800円
    適合車種:RG500Γ (HM31A) 1型・2型
        :RG400Γ (HK31A) 1型・2型


-----[MEGA-denshi製 RG500/400Γ専用CDIの特徴]-----------------------------------
1、安心の純正互換を基本とした設計
 ⇒ RG500Γはもとより、もはやRG400Γも個体数が激減して希少になり、部品も危うくなり、無茶なことはできない車両になりました。点火についても同様です。プログラム次第ではどのようにでも進角できますが、進角すれば良いと言うものではなく、無理な進角は異常燃焼によるパワーダウンを招くだけでなく、エンジンに損傷を与えます。メガスピードとしては、無理なパワーアップを求めるのではなく、あくまで現存する車両を大切に乗り続ける為の「絶版である純正の互換品」としてのCDIを開発しました。

 純正CDIの点火マップはメーカーが十分に検討して市販化したものであり、信頼性と性能のバランスが取れています。開発段階で色々実験・研究してみると、純正CDIの点火マップの素晴らしさを再認識します。
少なくともRG500Γ・RG400Γに関しては、純正CDIの点火時期を変更してもパワーアップする余地はほとんど残っていないという結論に至ります。MEGA-denshiとして発売するRG500/400Γ用のCDIの点火マップも、純正CDIの進角・遅角タイミングを完全に解析し、進角タイミング、遅角タイミング、その度合いを純正と同様の点火時期にセッティングしてあります。

純正と同様の点火マップを採用するメリットは大きく2つあります。
  1、信頼性と性能のバランスが高く調和されていること
  2、純正CDIからMEGA-denshi製CDIに交換した場合、車両の仕様にかかわらず、同じようなフィーリングが得られること

まず1については、点火タイミングが純正と同じであれば、今まで通りエンジン負荷に対する信頼性と、燃焼に関する点火性能が得られます。そして2ですが、点火タイミングが純正と同じであれば、チャンバーが交換されていても、キャブレターのセッティングが変更されていても、純正CDIからの交換であれば違和感なく走行できます。


2、点火時期マップの概要
 図はMEGA-denshi RG500/400Γ専用CDIの点火時期を単純化したイメージです。ほぼ完全に純正CDIの点火時期と同一となっています。唯一わずかにモデファイした部分が超高回転域のAの区間です。純正CDIはアナログ回路ゆえに構造的物理的に仕方なく遅角し続けますが、CPUを実装しているMEGA-denshi CDIでは、Aの区間の点火時期マップは遅角進度を微小に緩くし、遅角し過ぎないようにプログラムしています。


3、MEGA-denshi CDIが物理的に純正CDI+アルファの点

 ⇒ 本来エキサイタコイルは180°で3回発電します。しかし純正CDIを取り付けた状態でエンジンをかけてエキサイタコイルの発電波形を見ると、点火直後の最初の波形がアナログ回路の構造上の諸々の理由により”無い”ことが分かります。つまり、クランク角180°の中で3回中1回が無くなり、残り2回分しか点火用コンデンサを充電できていないことになります。



 ⇒ この点MEGA-denshi 製CDIは、3回とも完全に点火用コンデンサを充電することが出来る為、単純計算では純正CDIの1.5倍の電気エネルギーをチャージしていることになります。これは非常に大きなアドバンテージとなります。


4、CDIが新品になることにより、燃焼に関する点火の不具合以外に下記の症状が改善される可能性があります。
   1、タコメーターの動作不良
   2、SAECの動作不良
 
⇒ これらのデバイスは、CDIユニットからの出力により動作しているので、CDIユニットのの出力波形に問題がある場合は、新品にすることにより改善させる可能性があります。逆に新品にしても動作不良が改善されない場合は、デバイスそのものが故障している可能性があります。


5、高性能CPUをはじめ、すべての部品を表面実装することにより、デジタル制御ながらもコンパクトな造りになっています。
  ⇒ CPUは車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの製品を使用しています。
  取り付けも純正のCDIの取り付け位置にそのまま設置することができます。


6、電子部品はすべて現行の新品で組立ています。
  ⇒ 新しい部品でリフレッシュできます。使用する電子部品は可能な限り車載用を選んでいます。
  半導体部品は10年経過したら劣化します。純正CDIは発売から数十年経過しているので非常に疲れた状態です。


7、販売後もサポートします。
  ⇒ ユーザー登録をしていただければ、一定条件のもと、3年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。


[取り付けについて]
 RG500Γ・RG400Γは純正ではアナログ制御のCDIユニットなので、直接バッテリ電源を使用していません。しかしMEGA-denshi製のデジタルCDIは、CPUや周辺に実装しているICを駆動するのに+12Vのバッテリ電源を使用します(正確にはCDI内部のレギュレータにより更にCPUやICの要求する電圧に落としています)。その為、イグニションONの時(アクセサリ電源)に左右のCDIに+12Vを得られるように配線を引き出す必要があります。
 
このCDIセットには、カプラーオンでCDIに電源が供給できるように必要部品が同梱されているので、手順通りに取り付ければ簡単に電源をCDIに供給することができます。



 左の図はCDI+電源取り出しカプラセットの内容です。➀CDI本体、②電源取り出しカプラキット、③ヒューズホルダ、④ヒューズ本体、⑤CDI固定用ねじ、仮止めワッシャ、セルフロック式フランジナットの3点セット、以上合計大きく分けて5点になります。組み立ては右の図の様な順になります。

   
※配線被覆は行っておりませんので、ユーザー様が必要に応じて施工してください。


 次に取り付け例を示します。ここではCDIセットに付属するカプラーONキットを使用します。要はCDIにイグニションONで+12Vの電源が供給できれば良いだけなので、ご自身で電源が用意できる方、あるいはすでにアクセサリ電源のある方はご自由にお取り付けください。CDIから出ている(黄)の配線に+12Vを供給して下さい。


1、まずリヤシート、純正CDIを取り外し、3Pカプラを見つけます。
  ※ 今回はシートカウルを付けたままCDIを交換します。やりにくい場合は、シートカウルを外してCDIを交換して下さい。



2、またがって車両右側のシートカウル奥に、黒い3Pカプラがあります。



3、次に黒の3Pカプラを外します。ここから電源を取り出すので、電源取り出しカプラキットを用意します。



4、黒の3Pカプラに電源取り出しカプラキットを図の様に取り付けます。(黄)の配線がアクセサリ電源になります。



5、電源取り出しキットに保護ヒューズボックスを取り付けます。



6、保護ヒューズボックスにCDIへ供給する電源線(黄)を取り付けます。



7、CDIの電源線(黄)以外のすべての配線を図の様にシートレールの隙間から車体ハーネスカプラ側に通します。



8、図の様にCDI側カプラとギボシを車体ハーネス側カプラとギボシにそれぞれ取り付けます。



9、各ギボシを図や表の様に正確に取り付けます。メス端子の絶縁被覆をオス端子が完全に隠れるまで被せます。
車体ハーネス側 CDI側
(黒/黄) (青)
(白/青) (橙)
(白) (紫)
配線ミスの起きやすい部位なので、作業後に何度も良く確認してください。



10、各カプラやギボシを正確に接続できたら、図の様に結束バンドでまとめておくと良いです。



11、最後にCDI本体を純正と同じ場所に取り付けます。固定は後ろ側1か所を付属のボルトおよびフランジナットで行います。



12、フェンダー裏側からフランジナットでCDIを固定します。本体のケースはプラスチックなので締め過ぎにご注意ください。
  ※ CDIの固定については、これでなければダメというものではないので、ユーザー様でご自由に設置して下さい。

以上で取り付け完了です。


[注意点]
 ・バッテリから直接+12Vを接続すると、イグニションOFFのバイクに乗っていない間にも微量ですが電流が流れている為、バッテリ上がりの原因となります。
 ・エンジン回転のレブリミッターはあえてプログラムしておりませんので、回し過ぎにはご注意下さい。
 ・誤作動防止の為、抵抗入りプラグをご使用下さい。

 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認です。


[開発について]

 メガスピードでは長年にわたりRG500Γ・RG400Γの整備・修理を承ってきました。その中で、近年はCDIの故障が増えてきました。発売から35年程度経過すれば、電装品はいつ壊れてもおかしくありません。故障で交換したいのに、すでにメーカー絶版という厳しい状況でした。そこでメガスピードでは電子部門のメガスピード電子制御テクノロジー「MEGA-denshi」により、国産のCDIを製造することにしました。電子回路設計、基板設計アートワーク、プログラム製作、CPUを含めた電子部品の実装、製品化まですべて 「MEGA-denshi」 で行っています。

 純正CDIと最も異なる点は、CPUやICを動かす為に電源が必要なことです。しかし、アクセサリ電源の取り出しをエンドユーザー様にお願いするようでは、純正互換と言えないと考え、CDIへの供給電源も、カプラーを取り付けるだけで可能になるよう、配線もセットにしました。

 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。

 RG500ΓもRG400Γも、発売から35年程度経過する車両ですが、新品のデジタルCDIにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。


[バージョン情報]
 2020年--------------------------------------------------------------------------------
      2020.6.14 RG500Γ/RG400Γ用 デジタルCDIセット_ver.1.0を新発売   
      






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